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米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯 (2019)

監督
佐古忠彦
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4.28 / 評価:29件

”頑迷”の先にあるもの

  • mcp***** さん
  • 2019年8月31日 10時09分
  • 閲覧数 343
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

私は保守系の人間ですが、沖縄が古来から日本だ、とは思っていません。
琉球王国は独自の文化、言語、風習を持ち歴代の中国政権と、島津を
介して日本との間で微妙な地位を保ち続けた独立国でした。
よって「琉球処分」によって日本の中に組み込まれても、言い知れぬ
うっ積が全島通じてあり他の都道府県と比較しても相互の移住者は少なく、
「ヤマトンチュー」という言葉を通しての隔絶感は、感じるところは
あります。
では-というところで本作に描かれた瀬長亀次郎氏の生き方に何かしらの
共感を得られたかというと、全くのゼロでした。
個人として琉球人のあり方、立ち位置に想いを巡らすのは一向にかまい
ません。
しかし自治体の長、国会議員になれば個人の想いと職責とが相反することも
多々ありそれを同一化して動けば、応援してくれた人々のみならず地域全体に
不利益をもたらすだけです。
「沖縄人民党」を政治母体としつつも、その真っすぐな気骨ゆえ保守からの
賛同者も多くみられたとのこと。それは、まさに沖縄の人々が持つ政治に
かかわる二面性(理想としてはこうありたいが現実としてはこう進めざるを
得ない)のもたらす結果です。
「基地のない平和な沖縄の実現」は理想とするところですが、現実には
日本と全く価値観の異なる中国・北朝鮮・韓国との最前線地域に位置する
場所であり、そこからアメリカ・日本が撤収すれば、向こう側の価値観に
組み込まれた地域になるだけです。
先の「基地のない平和な沖縄」以外何のスキームを描かなかった瀬長氏に
ついては、その人物像を知り沖縄に想いをはする以上のことは何もなく、
理想化してみることは全くできませんでした。

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物語
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