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チャーリー・セズ/マンソンの女たち (2018)

CHARLIE SAYS

監督
メアリー・ハロン
  • みたいムービー 20
  • みたログ 55

2.98 / 評価:40件

ルールなどない!それが俺のルールだ!!

  • fg9******** さん
  • 2020年6月18日 14時29分
  • 閲覧数 447
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

…在宅勤務で映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。
 …『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』繋がりなのか、WOWOWで放送されたので観てみる。
 レビュー数は未だ6件のみだ。
 あんまり人目に付かない作品なんだな。
 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。
 『1969年8月9日、ロマン・ポランスキー監督の妻で女優のシャロン・テート(グレイス・ヴァン・ディーン)がハリウッドの自宅で惨殺され、アメリカ中を震撼させる。
 その次の日には、ラビアンカ夫妻がシャロンと同じような手口で殺害されてしまう。
 やがて、カルト集団の指導者チャールズ・マンソン(マット・スミス)とそのファミリー約20人が逮捕される。』
 このあらすじは、チョット違うな。
 事件そのものはあっさりと流され、その事件の実行犯となった、レスリー、パトリシア、スーザンの女性3人の獄中での過ごし方が中心で、そんな彼女たちの精神の在り様を女性監察官?カーリーンが解き明かしていくといった内容だ。
 収監されて3年経っても『チャーリー・セズ』の呪縛から逃れられず、カーリーンが「あなた自身はどう思うの?」と聞いても、「チャーリーは、こう言ったわ……」と繰り返すばかりなのだった。
 1人の少女が自分の行いに疑念を生じ始めるや否や、すかさず他の2人がその考えの非をトクトクと説教する始末だ。
 チャーリーの洗脳は余程強烈だったと思われるが、ドラッグとセックスで巧みに操っているだけのように感じたものの、自分の居場所(存在価値)を見出せなくなってしまった彼女たちには、チョットした甘言で寄り添ってあげるだけで十分なのだった。
 実際のチャーリーがどこまで崇高な信条の持ち主なのか知るよしもないが、劇中では、自分の楽曲がレコードになると大喜びしたものの、その凡庸さを思い知らされてご破算になり、癇癪を起こす唯の駄々っ子のようにしか思えなかったな。
 カルト集団のトップとしてのカリスマ性もなければ、オイラの大好きなビートルズの「ヘルター・スケルター」も自分の都合のイイように歪曲して解釈しているだけなのだった。
 「ルールなどない!それが俺のルールだ!!」の台詞こそ、傲岸不遜のチャーリーの根底に根差しているものなのだろう。
 『チャーリー・セズ』のお告げのままに、凄惨極まりない殺人事件を犯してしまった彼女たちだが、その残虐性に慄くとともに、思春期の初心な乙女たちがいとも簡単に『チャーリー・セズ』に洗脳され、人生を棒に振ってしまうという成り立ちにこそ一層の恐怖を覚えてしまうのだ。
 作品の内容とは若干かけ離れた感想になってしまったが、マンソン・ファミリーの女性実行部隊からの観点という発想は面白く、一見の価値はありの3.2点といったところかな。
 なお、パトリシアを演じた女性は、ケヴィン・ベーコンの娘のソシー・ベーコンだと後で知ったが、今はもう、どんな容貌だったか忘れてしまったな。
 似ていたのかしらん?

 (メモ 総レビュー数:3694件、2020年度137作品目)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 恐怖
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