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爆裂魔神少女 バーストマシンガール (2019)

監督
小林勇貴
  • みたいムービー 17
  • みたログ 32

2.89 / 評価:28件

出演者はがんばっているが・・

  • iBoat_studio さん
  • 2021年7月5日 19時59分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

小林監督の「全員死刑」は、モラリストな評論家・町山智浩さんが公開当時絶賛していたが、実話に基づく、ということでまるで社会派ドラマであるかのように宣伝していた。僕としては、実話に基づいたもので露悪的な作風というのは偽善的で好きではないため、パスしてしまっていたが・・・
純粋なエログロナンセンスということならやぶさかでない、ということで、坂口拓出演、ということもあり、鑑賞してみた。

期待通りのものを観せてもらったが、強いて難点をつけるなら・・・

長回しのアクションシーンは、画面が暗すぎて動きがよくわからないのと、ところどころ早回しがあるのだが、それが本当に余計。おそらくこの監督は、人殺しを描くことを作風としているのに、アクション、殺陣自体には全く興味がないのかもしれない。
きっと、トリックなしで生身のアクションを見せても、間が持たないとか、退屈になってしまうと考えて、編集でいらんことをちょこまかやってしまうのだろう。
出演者のポテンシャルが高いだけにもったいない。

もうひとつは、この作品は身体の欠損がひとつのテーマとなっているが、それなら、例えばホドロフスキーの映画から感じられるような、欠損に対する愛とか美学があれば、もっと良かったと思う。
身体の一部を奪われることに屈辱や憎しみしかない、というのは、実は常識的な発想の範疇であり、それを別の視点から肯定することで、生きる勇気が生まれたり、逆に狂気が醸し出されたりする、と思う。そこが作品の深みと大いに関わってくる。
僕自身は身体障害はないが、障害者がこの作品を見た時にどう感じるかな、というのを、少し思ってしまうので。それはもちろん、身体障害を映画に出すこと自体が不謹慎などと言っているわけではない。

あと、ついでに言うと、音の編集がよくない。セリフが聞き取りづらかったり、さほど重要でない音が急に大きく鳴ったりと、鑑賞していて落ち着かない。

詳細評価

物語
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