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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト (1968)

C'ERA UNA VOLTA IL WEST/ONCE UPON A TIME IN THE WEST

監督
セルジオ・レオーネ
  • みたいムービー 67
  • みたログ 185

4.15 / 評価:154件

満点にするしかない革命的映画

  • ixd******** さん
  • 2020年10月11日 20時12分
  • 閲覧数 237
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

レオーネとモリコーネはアラフォーで、原作に関わったダリオ・アルジェントとベルナルド・ベルトルッチは20代。

『荒野の用心棒』や『夕陽のガンマン』で既に世界的名声を獲得していたレオーネは、当時の西部劇の衰退を実感してこれまでにない新しい西部劇をと、20代の才能を集めた。

「最後の西部劇」とも言えるこの映画には西部劇へのあふれる愛だけでなく、「新たな時代」へ向けての沸き立つ野心もみなぎっている。

女を表に出し、男たちと対等の存在として物語の中心に置く。それだけで世界の見え方がガラリと変わり、物語のただの背景に過ぎなかったものたちが不意にその存在を主張し、いかに世界が複雑で多くの生命によって作られていたかをこの映画は示す。フィルムコメント誌が『「2001年宇宙の旅」と並ぶ偉大なる革新的、神話的作品』と、ややオーバーな表現で絶賛しているが、本当に革新的な西部劇映画である事は間違いなく、映像も音楽も精神的風景に溢れたものとなっている。

小さなものへの視線とそれゆえの男女関係の逆転とが、未来の風景を作る。

わたしたちの生きるこの足元にこそ私たちの未来があることを、50年以上前のこの映画は示し、それはまさに神話となって現代も、そして未来へも生き続ける。

映画ファンを標榜するなら、コレを観ずして名乗る資格はない。

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物語
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