良くも悪しくも高校演劇
- jms***** さん
- 2020年8月9日 23時01分
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演劇の映画化は難しい。この作品も「アルプススタンドのはしの方」という空間が演劇的効果があがったポイントだが、それを映画に移しても同じような効果と言えるのか微妙。グラウンドをまったく写さないことはよいのだが、甲子園で撮影できないなら、甲子園のコピーのセットを作るべきで、舞台ではその嘘も「お約束」だが映画では違和感になってしまう。どうひいき目に見ても地方大会にしか見えない。内容も演劇そのもので、映画的な工夫は元々の舞台にはないエピローグくらいか。と、悪口ばかり書いてきたが、もともとの脚本がよくできていて、すごく楽しめたのでまずまず満足です。パンフレットは1200円と高いけど、(予想通り)もともとの脚本が載っていたので、元は取れています。
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