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マレフィセント2 (2019)

MALEFICENT: MISTRESS OF EVIL

監督
ヨアヒム・ローニング
  • みたいムービー 515
  • みたログ 1,524

3.74 / 評価:1,195件

魔法で誤魔化した残念で残虐な映画でした

  • enc***** さん
  • 2019年11月12日 22時44分
  • 閲覧数 1585
  • 役立ち度 14
    • 総合評価
    • ★★★★★

前作がとても良かったので期待して観ましたが残念でした。普段レビューは書きませんが、高評価が多いことが疑問で投稿します。

一言で言えば、とにかくマレフィセント以外ほぼ何もしない悲惨な映画(笑)
オーロラは王子との結婚で頭がいっぱい。序盤からマレフィセントを疑い、責めて、前作でやっと叶えたはずの家族の絆は早々に消えてしまいます。途中でフィリップ王子の母の言動に浮かない顔をしていて、陰謀に気づいたかと思えば「城だと自分らしくいられず窮屈だ」という見当違いの悩みで思わず笑ってしまいました。戦闘シーンでも一番いいところでしゃしゃり出てきて、結果マレフィセントを滅ぼす始末(お得意のマジックで復活しますが)。
そんな邪魔しかしないオーロラよりもっと役に立たないフィリップ王子は意見も言えない、反抗もできない、戦いもしない。彼がしたことは戦争が終わった後に我々はひとつだ!みたいなことを高らかに宣言しただけです。彼の存在意義がわからず私は頭を抱えました。
フィリップ王子の父である王は終始女王により眠らされており、何の役にも立ちません。しかし眠らされてなくてもきっと彼は何もできないだろうなというほど弱く能天気な人でした。
人物ではないですが、抜け出してお城に潜入した妖精も、何か話の鍵を握っていると思わせておいて、あっさり捕まって終了。本当に意味がわかりませんでした…

またディズニーの魔法の力にこれほど嫌悪感を抱いたことはありませんでした。作中に、妖精を教会に閉じ込めて、妖精を滅ぼすパウダーを噴射するという残虐な描写があります。ナチスのアウシュビッツ収容所を思わせる非常にショッキングな映像。そして許せなかったのは、その妖精が死ぬというシーンを血でも灰でもなく、木々や花になるという美しい映像にしているところでした。あまりにも残虐な行為を美化していること、その都合の良さに腹が立ちました。
かなり多くの(妖精側の)犠牲を払った人間vs妖精の戦争の痕跡は全て魔法で一瞬で元通りになり、シリアスシーンから急に始まる婚礼のシーン。魔法をもってしても回収できていないそれまでのストーリー。

評価するところがあるとしたら、アンジーが美しいこと、映像が綺麗なこと、女王の右腕的な女兵士のサイコパスな演技くらいでしょうか。

何に感動すればいいかわかりませんでした。こんな作品が続くなら、もうディズニー作品は見ないかもしれません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
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