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トップガン マーヴェリック
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トップガン マーヴェリック

TOP GUN: MAVERICK

1312022年5月27日公開

nob********

5.0

大スクリーン鑑賞の醍醐味が堪能できる

アメリカ映画らしいアメリカ映画だった。シンプルなストーリー展開で、劇場鑑賞の魅力である大スクリーン映像を最大活用した面白さ全開のハイスピードアクション映画だった。本作は、大スクリーンに映し出される迫力ある映像という劇場鑑賞の醍醐味を存分に堪能できる作品である。 本作の主人公は、アメリカ軍の伝説の凄腕パイロット・マーヴェリック(トム・クルーズ)。今回の彼の任務は、指導教官として、トップガン卒業生から選抜されたチームに、超難関ミッションを達成させること。当初、チームは主人公の独特な指導方法に反発したが、主人公の腕前とミッション達成にかける執念を知り、次第にチームはまとまり、超難関ミッションに挑んでいく・・・。 主人公は、何事にも全力投球。どんな難題に直面しても決して諦めず、打開策を懸命に探していく。その姿は、主人公を演じるトム・クルーズの映画作りに取り組む真摯な姿と重なるものがある。いつまでも、トム・クルーズの雄姿を観続けていきたいものである。 大スクリーンに映し出される、狭い谷間を戦闘機が飛行する時のスピード感、ドッグファイトシーンの戦闘機に同乗しているかのような臨場感と緊迫感、戦闘機の急速上昇のGに耐えて操縦するパイロットの苦悶の表情、などの迫力が凄まじい。作品世界に惹き込まれる。大スクリーンでなければ味わえない感覚である。 前作を引き継いで、主人公の友情、恋模様、友人の子との確執なども描かれるが、あくまで、主軸は、超難関ミッションに挑む主人公と若者達である。ストーリーは予定調和でありアメリカ礼賛的である。 しかし、面白い。何故か。それは、本作が、映画の持つ映像の力を最大限に発揮して、我々観客に見せつけているからである。本作のような作品を観ると、映画は映像表現の賜物であることを強く認識できる。 世の中が多様化、複雑化し、混沌としている状況で、こういう作品を観ると爽快感で心が満たされて晴々とした気分になる。

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