ここから本文です

盲目のメロディ ~インド式殺人狂騒曲~ (2018)

ANDHADHUN

監督
シュリラーム・ラガヴァン
  • みたいムービー 129
  • みたログ 198

3.84 / 評価:161件

あのお面の劇中使用許可は取ったの?

  • bakeneko さん
  • 2019年11月27日 13時49分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

殺人事件現場を目撃した“偽盲人”が陥ったジレンマと犯人グループとの攻防、そして別の犯罪者チームとの提携…を転調に次ぐ転調で見せてゆく“スリラーサスペンス”で、劇の状況と同調している主人公が弾くピアノ曲の数々も必聴であります。

音楽に集中するために盲目ということにして英国行きコンテストに向けて集中しているピアニストのアーカーシュ(アーユシュマーン・クラーナー)は、美しいレストランの経営者の娘ソフィ(ラーディカー・アープテー)と知り合ったことを機に盲目コンタクトレンズを外して密かに彼女を見つめることにしていた。ある日、往年の大スター:プラモード(アニル・ダワン)から妻:シミ―(タッブー)の為のサプライズ演奏を依頼されたアーカーシュは、アパートを訪問するが、盲目と思って招き入れられたピアノの席からプラモードの死体を目撃してしまう。更に犯人らしき男を逃がす様子を見たアーカーシュは警察署に駆け込むが、その署長(マナフ・ヴィジ)こそがさっき見たばかりの犯人で…という発端から始まってアーカーシュの臓器を狙う医者&タクシー運転手&くじ売りおばばも絡む、追跡&逃亡劇が二転三転するクライムサスペンスとなっています。

“犯行を目撃したけれど自分が不利になるから証言できない”ーシチュエーション作品として、不倫中―(「黒い画集 あるサラリーマンの証言」
自分は猟奇殺人犯―「ハサミ男」
現場に泥棒に入っていたー「目撃」
といった映画の主人公と同様に“自分に不利になる証言をするか否か?”葛藤する様子を活写してゆくのに加えて、別の犯罪グループの出現で更に自体が混迷してゆく―悪党たちが饗宴しつつ自滅してゆく先の読めない犯罪劇で、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」といった初期のガイ・リッチーのスピーディーな犯罪劇や、ブラックなユーモアと犯罪サスペンスを同居させていたー「マダムと泥棒」や「狼どもの報酬」といった怪作も連想させます。

奇抜な設定&強烈なキャラクターの饗宴&先の読めない展開で観る者を振り回してくれる異色(移植)サスペンスの怪傑作で、インドのピアノはKAWAI(河合)がポピュラーなことも判りますよ!

ねたばれ?
1, 終盤に一瞬だけ流れるのが、「殺人捜査 (1970)」のテーマで、この映画は自分が犯した殺人を捜査する刑事が主人公です(随分マニアックな音を仕掛けてくるなあ~)
2, で、シロクロ猫はどうなったんだ~

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • 悲しい
  • ファンタジー
  • スペクタクル
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 勇敢
  • 知的
  • 切ない
  • セクシー
  • かわいい
  • かっこいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ