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ジョジョ・ラビット (2019)

JOJO RABBIT

監督
タイカ・ワイティティ
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  • みたログ 2,770

4.17 / 評価:2205件

センス溢れる映像、脚本!少年目線の風刺

  • pha***** さん
  • 2021年2月27日 10時57分
  • 閲覧数 307
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

10歳のジョジョは第2次世界大戦の終戦間近のドイツのナチスを信奉する臆病な少年だ。将来はナチスの親衛隊になりたく、親友は空想のヒトラー総統。

このくらいの年齢だと、客観的視点はないから、教育や世情のまま、ナチスが正しく、ユダヤ人は劣等民族で処刑という狂気のヒトラーの思想を信じても仕方ないはずである。

しかし、ジョジョの母親はユダヤの少女を匿っており、ジョジョはその存在に気づき、少女を触れ合ううちに何が正しいのかを自ら判断していく成長物語。常に10歳の視点で描かれる主観映像を徹底しているところが面白いのだ。

強がったり、生意気いったりもするが、それでもやっぱり10歳の可愛さをもったジョジョの視点がいかにも少年の揺れ動く心をそのまま映像にしており、皮肉たっぷりながらも極めてピュアで瑞々しい清涼感を与えてくれる。色彩感覚に溢れた映像と相まって、非常に印象的な作品となっている。絞首刑にされたのが母親だと靴をみて気づくシーンは胸が苦しくなる。

それでも終戦を迎え、ナチスが間違っていると悟り、憧れの空想ヒトラーも駆逐し、少女とのこれからを感じさせるラストは素晴らしかった。秀作と思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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  • 勇敢
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