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上映中

HOKUSAI (2020)

監督
橋本一
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3.30 / 評価:409件

北斎を演じる名優の演技に

  • えこう さん
  • 2021年7月8日 14時14分
  • 閲覧数 161
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

近隣のシネマでも6月18日より公開なされ長らく上映していただきましたが、それも今日まで、上映最終日にようやく鑑賞してきました。

ストーリーに関しては予告を見る限りそれほどの興味はなし。
田中泯さんの演技が観たくて鑑賞したようなもの。

江戸時代、ひたすら絵筆を描き続けた一人の絵師、
たとえ絵心がなくても、あの波の名画を知らない人はないのでは?

富嶽三十六景など90年の生涯を通して3万点以上の作品を描き残したと言われる浮世絵師、葛飾北斎の知られざる生涯を青年期、老年期を通して描かれます。

今作は、若き日の北斎に関する資料は現存せず謎の多い中で、本作は歴史資料を調べ、残された史実を繋ぎ合わせて生まれたストーリーだという。

青年時代の北斎も丹念に描かれています。
若き日の北斎を柳楽優弥が、そして老年期の北斎を田中泯さんが体現されていました。

幼き日から命が燃え尽きるまで、絵師の人生が170年の時を経て描かれていく。

作品を引き立てる音響に加え、北斎の書画のシーンが秀逸でした。
時代の背景を交えながら、四章に分かれて描かれます。

前半はお恥ずかしながら、うとうとする時間帯も多かったですが、
晩年の北斎を演じる田中さんの演技は見応えには、しかと見届けさせていただきました。

スローで捉える、あのシーンといい、浮世離れした泯さんの名演には驚きました。

70歳を超えた頃、脳卒中で倒れられますが、奇跡的に治癒させ、その後、画材を求める、旅先で、あの波の絵に赤富士がこの世に生まれます。
晩年の作というのも知りました。

皆さん素晴らしかったですが、その中でも田中泯さんの演技は抜きんでていました。鑑賞できてよかったです。 

円熟味を帯びた田中さんの迫真の演技はお見逃しなく。
さすがに存在感に圧倒されました。

エンドロール、感動から思わず涙があふれそうになりました。
いやあ驚きました。

詳細評価

物語
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映像
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