あらすじ・解説
ニューヨークの高級レストランでウエイトレスをしているフランシス(クロエ・グレース・モレッツ)は、地下鉄に置き忘れられたバッグを発見する。持ち主で夫を亡くしたグレタ(イザベル・ユペール)の家まで届けたことをきっかけに、二人は互いの孤独を埋めるように親しくなっていく。ある日フランシスは、グレタの家の戸棚を開くと自分が届けたものと同じ届け主の名前入りのバッグが大量に並べられているのを目にする。
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作品レビュー(65件)
- rdw********
4.0点
映画そのものは少々稚拙ですが、私は実際ストーカーされたことがあり、こういう付きまとい映画は非常に興味深いので★4つです。 嘘をついてまで自分を良く見せる、プレゼントを送り付ける、職場に現れる、自分の要求が受け入れられるまで説き伏せようとする、全部共通した特徴で、あのときの恐怖が蘇りました。ストーカーは、忘れ物を自宅まで届けてくれるような優しい人を本能的にかぎ分け、一方的に仲良くしようとしてきます。 病的な付きまとい映画は他にも『危険な情事』がありますが、グレン・クローズだったらどんなふうに演じるのか見てみたい。アメリカ人は一般的にフランス人に憧れてるので、ワナにかかりやすいようこのストーリーはフランス人という設定にしたのでしょう。 ちなみに日本では拾い主が忘れ物を警察に届け、落とし主が見つかった場合、どちらかが相手の連絡先を教えて欲しいと警察に聞いてくる、という話を聞いたことがあります。くれぐれも気を付けて下さい。
- yuki
2.0点
ネタバレひねりも何もない映画だった
このレビューにはネタバレが含まれています。 - dkf********
3.0点
フランスきってのトラウマ女優イザベル・ユペールがサイコ女を演じるというのは、必然の流れだろう。もうグレタの鬱陶しさと不気味さが半端なく、予想通りの見事なハマりっぷりに虫唾が走る。 思うに本作は彼女の代表作「ピアニスト」にオマージュを捧げた設定になっているような印象がある。「ピアニスト」の主人公エリカ(この役名なんか最たる例)を厳しく躾けた母親のイメージが本作のグレタに被る要素が多々あり、脚本も手掛けた監督のニール・ジョーダンに実際そんな想いがあったのか興味深いところだ。 ユペールと対峙するモリッツ&モンローのギャル組も魅力的な組み合わせで合格点。やっぱりヒロインは彼女らくらい可愛くないと観る側も感情移入出来ないというものだ。 ただストーリー自体がすべて「想定範囲内」の展開で、とりたてて真新しいサスペンスを見せてくれるわけでもなく、まさしくユペールにすべてを委ねたような内容になっているのは少し食い足りなかった。 まあ、落とし物は素直に警察に届けましょうということで…
- つとみ
4.0点
ストーリーのトリックとか、思いがけない展開もない。だからこそ直接的にくる怖さがある。 それは、主人公フランシスが特別なわけではなく、禁忌に触れたり自業自得的な行動からくる被害ではないからこそ、観ている自分にも降りかかるかもしれない恐怖。 中盤までは直接的な凶行はなくとも、明らかにおかしな人物が自分の回りをうろついている怖さは、街で出会ったなんかヤバそうな人に囲まれているような、自分も感じたことのある恐怖の延長で、その時の緊張が増幅されたものを感じられる。 イザベル・ユペールの演じたグレタは、序盤こそおとなしく普通の老婦人に見えるが、終盤の振る舞いは「ダークナイト」のヒース・レジャーが演じたジョーカーを彷彿させる。 グレタの気味の悪さが徐々に膨らんでいくのが面白い。 クラシック音楽の使い方も効果的で恐怖を煽るのに貢献した。 とにかく言えることは、怖かったということだけ。へたなホラーよりよっぽど怖い。
- koume1532
4.0点
ネタバレサイコおばさん現る!
このレビューにはネタバレが含まれています。
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