序盤は個人的に最高 終盤の演出は……
- mis***** さん
- 2020年10月27日 23時57分
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- 総合評価
シリーズは短編も映画もすべて観ています
ラクガキングダム、題材としている「らくがき」のテーマはとても好きだったので期待していました
良かった点
◆序盤
序盤の宮廷画家がしんのすけに出会う迄の疾走感はBGMカメラワーク、わくわくする要素しかなく、この作品に対する期待感が高まったのですが
◆歌
終盤の「やっちゃえやっちゃえ!やっちゃえばー!」このノリ
クレヨンしんちゃんらしさが溢れて好きです
敵も味方も笑顔で歌う
残念だった点
◆ユウマ君の行動
中盤からのユウマ君合流後の展開に違和感しか感じず……
お母さんが帰ってこなかったので救いたい!、と言う気持ちはわかるのですが
登場も唐突、半裏切り要素唐突、しんのすけ、偽ななこ、ぶりぶりざえもん、ブリーフで旅を続けていた時のテンポ感が全て失われてしまった様に思えます…
裏切り以外はしんのすけ達のクレヨンを消費させる為、すごいと持ち上げる為の舞台装置かと思ってしまった程です
ここ迄ユウマ君に対しての不満ばかり書いていますが
ユウマ君の登場自体は原作読者へのファンサービス要素と思えば嬉しい事だと思っていますし
実際私も登場した時はにやりとしてしまいました
ただすべての行動がテンポを損なうだけになってしまったいるのがとても残念です……
◆しんのすけに対する大人たちの態度
リアルにああ言う状況に陥ったら一部住民たちがああいった態度になる、と言うのはわかるのですが
アニメとはいえ、幼稚園児であるしんのすけがあそこまで責められると言うのは不快に感じました
説明がありますが、序盤以外しんのすけ達がクレヨンを自分の私利私欲に使う場面もありませんし
中盤以降は町の住民を助ける為武器を作る、救出の為に円で囲む、のみの使用です
極限状態とはいえ、住民ほぼ全員が罵詈雑言でしんのすけを責める、と言う行為を「クレヨンしんちゃん」と言う作品で観たくはなかったです
良いシーンもあるだけにこの2点は本当に残念で仕方ありません…
ちょっと残念な点
◆キャラの勿体なさ
ラクガキングダム側のデザインを見ると、グラサンホットドッグ、双子?の女性等
これは面白そうな見た目のキャラだ!と数名出てくるにも関わらず
出番ほぼ0!!で終わってしまったのが本当に勿体ない!
どんなキャラか期待していただけに「落ちるーー!」とかそう言う台詞のみの出演で本当に勿体ないと思いました…
魔法のクレヨン、キャラデザインとクレヨンしんちゃんで上手く料理出来そうな題材ばかりで
凄く期待していただけに残念でした……
次作のミステリーと学校をどう合わせるのかは少し楽しみです
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