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2.0点
…在宅勤務中にWOWOWで映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。 …あらすじは解説の次のとおりと書くような内容はないが、取り敢えずは書いておこう。 『ニューヨークで学生時代から付き合っていたウィル(オスカー・アイザック)とアビー(オリヴィア・ワイルド)は、第一子の誕生を間近に控え幸せに満ちあふれていたが、悲惨な事故に巻き込まれる。 一方、旅先のニューヨークで偶然その事故に深く関わってしまった少年は、その出来事をきっかけに、スペインで両親と父の雇い主であるオリーブ園のオーナー(アントニオ・バンデラス)の人生を変えることになる。』 「世代も国籍も異なる二つの家族の運命が、ある事故を通して交差する人間ドラマ」とあるが、あまりにもあざとい作りなので、却って陳腐に思えてしまったかな。 序盤のウィルの拳銃自殺からして解せない。 身重の最愛の奥さんを交通事故で亡くした悲痛には計り知れないものがあるのだろうが、不幸中の幸いで、赤ちゃんは無事のまま誕生したのだから、奥さんの生まれ変わりのような娘にあらん限りの愛情を注いで然るべきだ……なんて思ってしまったので、以降の展開が全て噓臭く感じてしまったのだろうな。 それでも、アネット・ベニングとアントニオ・バンデラスの演技は見飽きることはなく、随所に流れるボブ・ディランの楽曲は懐かしかったので、観て損まではしない程度の2.4点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3981件、2021年度86作品目)
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