ここから本文です

上映中

街の上で (2019)

監督
今泉力哉
  • みたいムービー 142
  • みたログ 331

4.00 / 評価:274件

【万人向けではない】作品かと

個人的には「嫌いじゃない」とか「割と好き」と言った感じの作品でしたが、多分《万人受けはしない》タイプの作品かなぁ …と思います。

劇中では ロマンティックでドラマティックな出来事は殆ど起こりません。まさに『普通の日常』を描いています。どれくらい普通かと言うと「あなた自身の日常を映画化したくらい普通」です。なので映画にエンタメ性を求める方にはキビシーです。


【ストーリー評価】★★★☆☆
本作のストーリーを受け入れられるかどうかで《好き・嫌い》《面白い・退屈》が分かれてくるかと思われます。 『登場人物の日常を淡々と描いている』タイプの作品が合わない方にはオススメは出来ません。

個人的に「思っていたのと違ったなぁ」と思った点が1つ有ったのですが…、公開前の段階では やたらと彼方此方で『1人の青年と4人の女性の交流』という要素を事前に刷り込んで来た割には、思ったよりも青年と交流していない女性が2人も居た事です。

『元•彼女』は作品の冒頭と終盤で青年との絡みがある程度で、基本的には《元カノの存在》は 他の登場人物を通して匂わしてくる程度でした。 まあ↑コチラは良いとして 問題は『もう一人』の方です。

青年に 自主制作の映画への出演を頼みに来た『美大生(の女性監督)』は、ほぼほぼ青年との絡みは有りませんでしたし 青年と言葉を交わす事も殆ど有りませんでした。 ストーリー展開上必要だっただけで《青年と4人の女性との交流》のカウントには入らない位の存在でした。

ほぼほぼ『古書店員さん』と『映画の衣装係さん』の2人しか主演の青年と絡んでいませんでした。 この内容で『1人の青年と4人の女性の交流』というプロモーションをしたらアカンと思います。

散々愚痴っておいてなんですが、基本的には「嫌いじゃないテイスト」の作品なので低評価にはしませんけどね(笑) 主観的評価☆4・客観的評価☆2で 間を取って★3評価くらいです。

その他の《ストーリーを褒めるレビュー》は他の方にお任せします(笑


【演技・配役評価】★★★★★
主演の『若葉竜也』さんは良い感じでしたね。 作品ごとに違った表情を見せてくれますよね。 4人の女性陣の中では 衣装係役で出演されていた『中田青渚』さんがピカイチでした! 『萩原みのり』さんも《どこか社交性に欠けている美大生の映画監督》と言う役どころを好演していましたが、いかんせん出番が少なかったですね。

脇役陣の配役に関して言うと、下北沢に居そうな人達が上手くキャスティングされていたかと思います。 『バーのマスター』や『古着屋の若い男女の客』とか『警察官』とかは良い感じでしたね♪
(でも『あんな警察官』は居ないかもw)


【演出評価】★★★★★
全体的に《長回しのワンカット》で撮影されていたシーンが多めでした。 そこは観る人によって好みが分かれるかも…。 それらの『長回しのシーン』はどういう感じで撮影されたのか少し気になります。

もし《一言一句全て脚本通り》なら役者さんの記憶力に拍手を送りたいですね。 そうではなく《大まかな流れ(やり取り)が決まっていた》だけで『細かい所作』や『言い回し』は役者さんに任されていたのであれば、それはそれで役者さんの演技力に拍手喝采です!


【映像評価】★★★☆☆
映像的には《綺麗でもなく粗くもなく》普通でした。 また画面の『明度』『色彩』の感じは いつもの今泉作品と同じ様な感じでしたかね多分。 明る過ぎず暗過ぎずながらの《やや暗め》な感じで。


【音楽評価】★★★★☆
下北沢が舞台なんで《音楽》にはそれなりに拘っていた様な気もします。 個人的には『ライブで演奏されていた曲』『青年が歌っていたチーズケーキの歌』が好きでした。


【総括評価】★★★★☆
本作の公開館数からすると『その日の気分で事前情報も無く イキナリ本作を鑑賞する人』はほぼ居ないと思うし、鑑賞する人は『本作を観るべくして観に行く人』だとは思うので、そういう方向けに総括的に評価をすると★4評価が妥当かと。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ