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リンドグレーン
2019年12月7日公開

リンドグレーン

UNGA ASTRID/BECOMING ASTRID/YOUNG ASTRID

PG121232019年12月7日公開

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4.0

アストリッドの物語

リンドグレーンとして児童文学を多数出版し その反響としての子供たちからの手紙を1枚1枚丁寧に広げて 感想を楽しめる今があるからこそ、過去を振り返ることができる。 どれだけの日々があったのか…と。 男性優位社会 キリスト教の教義に敬虔な時代 そんな時代に、自由に生きたいと願う事がどれだけ大変だったのか… 途切れそうになる親子の絆を、狂おしいほどの思いでつなぎ止めようとしながら生きていた日々の辛さと焦りはどれほどのものだったか… 作品は駆け足で時間を飛び越えてしまうので 実際は想像を絶する思いがあった事でしょう。 そして子供と一緒の生活… 途切れかけた絆を取り戻す努力が、アストリッドをリンドグレーンに変えていったのでしょう。ほんの少しだけ、きっかけのようなものだけ見ることが出来ましたが、そこからはまた別のお話。 彼女の壮絶な前日譚を見せつけられ こんなに苦労した彼女の心の中に、どれだけの優しさの泉が湛えられているのかを考えてみると、単純に母としての日々によってだけで作られたものではないと思える作品だったなと感じます。 2020年2月29日シネマテークたかさきで鑑賞

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