あらすじ・解説
ナチス・ドイツに支配されたオーストリアの山あいの村で、農民のフランツ(アウグスト・ディール)は、妻のファニ(ヴァレリー・パフナー)と娘たちと一緒に暮らしていた。あるとき召集されたフランツは、ヒトラーへの服従を拒絶し収監されてしまう。ファニはフランツを手紙で励ますが、彼女に対する風当たりも強くなる。
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作品レビュー(51件)
- Halkyun
3.0点
信条、信仰を曲げて生き残るびた方がよかったのではないか
- too********
4.0点
キリスト教監督。しかし教訓的、教条的、清教徒的でない。 龍樹が2世紀に、友たちが目前にて王宮で殺されるとき、王の背後に怯えて立っていたとき「空」の原初の感覚を悟ったのもかくやと思われる。 (ささやき声のボイスオーバー、静止していない登場人物の周りを回転するカメラ、人間の醜さと対比された自然の美しさ)の多くを備えた、典型的なマリック作品。 生命は永遠であり今世で終わりではない。だから死を怖れない。いな、怖れなくなった。...なぜそんなことが可能なのか?
- rie********
2.0点
歴史には名もなくとも、その良き人が居てくれたから、我々のこの生活が今あるのだ… 確かに、過去の出来事があって今があるわけで… 事実を元に作られた映画だそうですが、どの人の人生にも大なり小なり、何かしらのドラマがあるんですよね。 主人公の頑として譲らない信念は素晴らしいとは思いますが、それにより愛する家族が寂しい思いや辛く苦しむのは如何なものだろう。 主人公は信念を貫き通して処刑されますが、残された妻とその子ども達は生涯主人公の罪を重荷にして生きていかなくてはならない。 主人公はそこまで考えていたのかな? 命はかけがえのないもので、大切だと思います。 死んでしまっては、ダメだと思います。 共感し難い映画ですが、難しいテーマの映画かなと思います。
- tos********
3.0点
ナチスドイツに併合されたオーストリア。妻と娘たちと暮らしていた山村の農夫フランツは、ヒトラーへの服従を拒否する。村人たちはそれを責め、彼は収監されてしまう。 実話をもとにした物語。扇動される側と拒否する者、「自由と束縛」。自分が彼のような信条なら、面従腹背だったろうなと思いました。そこまで信念をまっすぐ維持することはできなかったろうと。戦後、フランツ・イェーガーシュテッターの信念は評価され、この作品となりました。 名もなき人物の伝記作品。テレンス・マリック監督にかかると、美しい映像のアートよりの作品になります。そこまでしなくても良いとは思いました。オーストリアの斜面の風景で、地面は傾いていても樹は天に向かって真っすぐ生えていた映像が印象的です。 ブルーノ・ガンツの遺作となりました。死期が迫る中、それでもいくつもの作品に精力的に出演していました。
- lud********
2.0点
ストーリーは、正直つまらない。 長く感じるし、集中出来なくなる。 ただし、全編に出てくる景色が美しい。 こんな所に住んでみたいと思う。 その映像に夢をはせられたので★2つ。
スタッフ・キャスト
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