作品レビュー(120件)
- iit********
4.0点
娯楽作品の根本はわかりやすくて、最後に涙腺を刺激されるもの。 なのでそもそも先が読めて当然で、先が読めない映画はある種見てる人の知見を凌駕するような哲学性を含んでいるアート映画なので、先が読めるからダメなんて言ってる人はそもそも見る作品を間違えてる。 戦後すぐを舞台にして、演劇的な演出を多用し、主要キャストを得意領域で動かしているところを見るに、この制作費の中では十分に良い作品に仕上がっていると思う。 もう一段階面白くするとしたら、セリフ力でないだろうか。 この映画の中で、思い返しても名言と呼ばれる物はひとつもない。 些細な瞬間、重要なシーンに、ポンと心に残る言葉を置けたらより良かったのではないか。 ただ、この映画は観客を入れることのできない企画性なので、興行的には変わらないだろうけど
- drm********
3.0点
太宰治さんの未完の作品を現在において作り上げた作品。 時代の雰囲気なんかはセットを多用してなんとか作り上げていた。 内容は後半にもっとこう、あっと驚く仕掛けがあると思ってしまっていたので肩透かし。 それは勝手にこちらが思ったことではあるのだが、さすがにこのようなオチで終わるはずないと感じるほどベタではあったのでそこはイマイチだった。 後、小池さんの声が気になった。 ダミ声で頑張っている評価もわかるが、終始それでは… 突き抜けるほどには面白くならなかったのが残念。
- sxa********
3.0点
コメディではあるけど、なんか安っぽいんだよな。小池栄子のキレイにも汚くもなる感じはさすがだと思いました。カメレオン俳優さんですね、
- taf********
3.0点
愛人とグッドバイするために 女房にバレないように偽物の妻を雇い、愛人の元を次々と訪れていく。 よくこういう構成が思いつくなぁとも思いますが 愛人を何人も抱えて道連れに心中させられた太宰の半生を考えると、 ある意味身の上話なんですかね。 純文学の評価が何故か教育上、世間上高いですけど、ぶっちゃけ、昭和のラブコメ小説ですからね。 ニセコイとかカノジョもカノジョとかと同じ類ですよね。 日本人はこういうの好きなんですね! 光源氏は今で言うドロドロ系の少女漫画ですし。 1000年も昔からずっと、日本人って奴は、、、 ふふふっ。 こりないね。 私たちは人間失格。
- SN
2.0点
ネタバレう〜ん
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ham********
3.0点
まず小池栄子がすごい。 ボロボロの時も綺麗に着飾ってる時も、役になり切れてる。 立派な墓ってどんなだろうって思ったけど、本当に凄すぎて笑えた!笑
- さーたん
3.0点
話は分かりやすいですが、特別な掘り下げは感じられませんでした。 小池栄子さんの演技だけは、最後まで興味深く拝見できました。
- qqc********
3.0点
て感じで撮りかたや背景やファッションは良いです。言い回しも昭和初期の言い回し。とてもいいです。ソーイングソーイングも良かった。金を全部の歯に貼るのも実際にありました。良いです。良くないのは雑なところ。もう少しこぉー、なんてのかな、細かく表現したり、してほしかったかな。できる役者ばかりなんだから。
- tal********
3.0点
楽しい映画だとは思うのだが、大昔の価値観だなぁと思っていたら太宰治原作だそうで。 小池栄子が大泉洋に惚れた理由がよく分からん。
- kaz********
2.0点
小池栄子は、奥様を演じてるときの声はどうにかならないの?あそこはめちゃくちゃ上品にやった方が面白いと思うんだけど。そして大泉洋が出てる映画ってイマイチ面白くないけど、やっぱりこれもそうだね。なんでなんだろう?
- fg9********
3.0点
…自粛生活中にWOWOWで映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。 『戦後の混乱期を経て、復興へと舵を切った昭和の日本。 雑誌の編集長を務める田島周二(大泉洋)には、何人も愛人がいた。 一念発起して愛人たちと別れようと決意するが、彼女たちの顔を見るとなかなか別れ話ができない。 そこで田島は、美人だががめつい永井キヌ子(小池栄子)に妻のフリをしてもらうことを思いつく。』 小池栄子は、前々から大した役者だと思っていたが、本作でも大泉洋を完全に喰っていたな。 キヌ子は、闇市で担ぎ屋をしているので、風貌は泥だらけでダミ声の粗暴な姉御風の女だったが、ひとたび着飾れば、往年の銀幕のスター張りに華やぎ、そのギャップのある演技が見事に愛らしかったな。 結末の「嘘から始まる誠」的な展開も読めてしまったが、それでもほんのりと涙が滲んでしもうたワイ。 田島周二がグッドバイを告げる愛人たち(緒川たまき、橋本愛、水川あさみ)も絢爛で、脇を固める濱田岳、松重豊も安定の存在感を放ち、十分に愉しめた3.4点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3988件、2021年度93作品目)
- frk********
3.0点
今のご時世、公共の場ではほぼタバコは吸えない。ドラマや映画の中でも絶賛禁煙中だが、この状況は作品の中の時間がさかのぼっても適用されるらしく、朝ドラの中はバリバリ昭和の世界なのに、誰もタバコを吸っていない。飲み屋や喫茶店のテーブルには灰皿も置いていない。この作品の中では映画館の中やバーのカウンターの端っこでエキストラが辛うじてタバコをくわえているが、主要人物はやはり絶賛禁煙中だ。自分は昔の映画も好きなのでよく観るが、昭和の頃はみんないたるところでスパスパやっていて、それが強烈な違和感となって印象に残るくらいだ。主人公たちがタバコを咥え、その紫煙が鮮やかに漂う光景なくして昭和は描けないはずなのだが。地上波のドラマは仕方ないとしても、せめて映画はこの手の自主規制からは自由であってほしい。
- bnt********
5.0点
小池栄子は演技上手いなぁ。 もっと評価されても良い。 本当に良い映画でした。
- ctr********
3.0点
原作は読んだ事ありません。 最近あまり映画をみる気分になれず小難しい映画は疲れるなと思ってたので、喜劇という文字を見てふと手に取ってみた。 ストーリーも主人公のダメ男ぶりをもうちょっと誇張していれば分かりやすい気がしたが楽しく観れた。 結末もまあ「こうなると心地良いな」という終わり方ですっきり。 言い換えれば捻りがないオチで刺激がないかな。 演者がとても豪華なので画面に華がありますね。 久しぶりに観るとやっぱり映画面白いな〜と思えました。
- cha********
3.0点
役者さんが皆さんいい感じでした でもこの監督さんの映画の中では そんなに上のほうではないと思います
- has********
3.0点
大泉洋さんは、相変わらず面白い。
- f_m********
3.0点
太宰治の未完の原作。という事以外、情報なく見ましたが、 セリフまわしとか場面転換が舞台みたいだなと思っていたら、 元々が舞台だったのですね。 舞台の掛け合いらしいコメディですが、映像にするとセリフのキレが 良すぎるような気がする。 3人の女性との関係を終わりにする為に、偽物の妻を演じる女性と 別れ話に訪れる出版編集長 田島。まあ、何とか関係は終わりになるものの 相談をしていた大物作家に本当の妻子を奪われてしまう。 自暴自棄になった田島と偽の妻の「嘘から出た実」の行方は。 田島の、妻子愛人を失ってもなお、 「女性の素晴らしい所しか見えないんだ!」という セリフは良かった。まあ、だからと言って複数の女性と関係を 持って良い訳ではないが、女性がいないとやっていけない男性は この世の中に本当に存在するので、相手が良ければもう しょうがないとしか言いようが無い。 という気持ちになった。 ただ、喜劇という程、個人的には笑える所が無かったのは残念。
- yos********
3.0点
原作を知らないが、作者太宰治なので 男はクソみたいなんだろうと想像がつく。 確かに女からしたら、本当にクソみたいな男なんだけれども 大泉洋が演じるところでその度合いは緩和される。 本当にイケメンが演じたとしたら これまた違った感想になったんでしょうね。 ところが、人生喜劇なんていう副題がついてるもんだから 大泉洋の名前も相まって、面白いものを期待しすぎてしまった。 作品自体は期待するほどの笑いがある作品ではなく 別に笑わせようと作ってる訳ではばいのだろうが 何故か役者の演技が笑わせようとしている感じで そのギャップに違和感。 コメディにしたかったのか、恋愛映画にしたかったのかが不明。 で、結局笑えなかったので、ほぼ恋愛映画ということで。
- haj********
2.0点
ネタバレ小池栄子の声は原作通りだが…
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kan********
1.0点
レビューでちらほらありますが、完全な役者と原作の無駄使い!どうすればあんなにつまらなく仕上げられるのか… パーティーのダンスは完全にサイコで、無意味。喜劇もロマンスもサスペンスも全ての要素が中途半端。レンタルで見ましたが、本当にお金の無駄!脚本と演出かな?本当にクソ!なぜこの仕上がりで、世に出せると思ったのか、謎です。