雰囲気いいんだけど
- bon***** さん
- 2020年7月25日 19時19分
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まず社会のありようが共有しかねる。おかしいなと思ったら社会主義時代のハンガリーが舞台だった。主人公も精神を病んでおり終始沈鬱な表情で、見ているこちらも気疲れし苛立ってしまう。このような主人公が巨悪と戦うなどできるはずもなくなんの期待も持てないと思って観ていると、何となく巨悪の首魁は仕留めてしまった。ヘンテコリンな手続きで手に入れた重要な資料をコピーして関係各所に郵送して以上。なんのリアリティも感じられず突拍子もないのだからせめて全て解決してくれれば良い物を最後に裏切り者の同僚は仕留め損ねてスッキリしないままエンドロール。
サブストーリーで娘との関係性が描かれるのだが、悪化していた関係が、よくわからないまま改善されてしまうあたりも?である。
映像は美しく、演出も重厚かつペシミスティックかつスタイリッシュなので、何かあるのではと期待してしまうが、そこが紛らわしいところだ。
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