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4.0点
…自粛生活中にWOWOWで映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおり。 『中高一貫のタックチー学園は、香港の学校の中で成績が最低で、教育局からの補助金が打ち切られそうになっていた。 ある日、教師としてチャン・ハップ(ドニー・イェン)という男が採用され、問題児や不良の多い6Bの担任を務めることになる。 チャンは、特にトラブルを起こしてばかりいる5人の生徒と真摯に向き合うことで、徐々に信頼をつかんでいく。 やがてチャンがタックチー学園を退学になった過去と、アメリカ海兵隊の元隊員であることがわかる。』 ドニー・イェンが教師というだけでワクワクするが、内容的には、悪ガキどもを更正させる直球ど真ん中の王道的ストーリーだった。 しかも、あれよあれよという間に問題解決に導いてしまうので、連続学園ドラマのダイジェスト版に思えてしまい、チョット深みには欠けたかな。 でも、煙草に関する蘊蓄など、学校で学ぶ知識(教育)の大切さを説く場面は、頷くこと仕切りだったな。 中盤まで、真骨頂のアクションは鳴りを潜めていたので怪訝だったが、満を持してイップ・マン魂が炸裂してエキサイティングだった。 世界の学校の先生が皆ドニー・イェンみたいだったなら、きっと虐めや争いのない平和な社会が実現すること間違いなしだな。 イップ・マンは「崇高」だとしたら、チャン先生は「勇壮」といったところかな。 連続ドラマなら欠かさず見たくなる良作で、非常に愉しめた3.6点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3990件、2021年度95作品目)
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