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ミセス・ノイズィ (2019)

監督
天野千尋
  • みたいムービー 140
  • みたログ 353

4.13 / 評価:297件

主人公の描き方に疑問が…

  • bra******** さん
  • 2021年3月12日 7時21分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

どうにも腑に落ちない、もやもやしたものが残りました。主人公である主婦作家の描き方に、最初から最後まで?がついていました。

最初のエピソードで、子供を放置していた自分に非があるのに、一方的に隣人を変人扱いして攻めたてるところから始まり、終始、隣人のミセスノイズイを迷惑な変人、犯罪者スレスレの危険人物として見ていますが、この主婦作家の、隣人を見下す視線、変人と決めつける目線が、どうにも見ていてやりきれない。「なんかイヤな女だな」と思ってしまいました。

最初にこの主婦作家の、隣人への傲慢な視線を感じてしまったので、そのあともずっと主婦作家に感情移入できないもやもや感。
少なくとも「作家」である以上は、人間や状況に対して、もっと冷静な目線を持ったほうがいいのでは?と、おせっかいな気持ちも湧きます。
しかも、その隣人を利用することで作家としての評価を取り戻す展開にしても、隣人を自分の都合のいいように解釈して面白がっているだけ。
ラストも、結局、隣人の事情をすべて知った上でそれを小説に書くことで、再び隣人の不幸を利用した、というふうにも受け取れます。

結局この人は、隣人を見下し、変人扱いし、その変人ぶりを小説に書いて評判をとり、それが失敗しても、再び同じことを繰り返していい思いをした。そんなふうにした受け取ることができず、最後のシーンまで「なんてイヤな女だろう」としか思えなかった。そこが、どうにも腑に落ちない。
これは監督の狙い? そういう映画にしたかった?

主婦作家を、もっと他人に対して冷静な目を持ち、素直に反省したり振り返ったりする視線を持つ人間として描いてもよかったのでは?
主婦作家が「悪役」過ぎる気がしてなりません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
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