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約束のネバーランド (2020)

監督
平川雄一朗
  • みたいムービー 471
  • みたログ 1,753

3.20 / 評価:1437件

原作を知っている人にはお勧めできない

  • rac******** さん
  • 2021年4月18日 1時28分
  • 閲覧数 1725
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

ストーリーは原作通りに面白いし、画面も綺麗だし、音楽もセッティングも文句なし。アニメで12話になっている内容をうまく2時間の映画にまとめていることも称賛に値すべき点だろう。しかし、肝心のキャストには違和感を感じる。

原作を尊重しているつもりなのだろうが、日本人俳優が髪の毛を金色に染めて英語名で呼び合うこと自体、違和感を感じざるを得ない。

それから、作中、エマ、ノーマン、レイは三人とも15歳になっているが、役者の3人はとても同い年には見えない。特にレイはエマとノーマンと比べ、随分年下に見えるし、作中で年下のはずのドンもレイより年上に見える。そして、調べてみたら、

エマ役 浜辺美波 20歳(現在)
レイ役 城桧吏 14歳(現在)
ノーマン役 板垣李光人 19歳(現在)
ドン役 山時聡真 15歳(現在)

これが違和感の正体か。無理もない。

だが、これらは置いといても、役者たちの演技が全然なってない。

一番ダメなのはやはりレイ。レイは原作でクールなキャラだから、演じるのが難しいのはわかるけど、レイ役の城桧吏、無表情にも程があるだろう?ただ無表情にセリフを棒読みしているようにしか見えない。この程度の演技でよく主人公役を任せられるものだな。

エマ役の浜辺美波は表情豊かでなかなか文句の付け所がないが、ノーマンがエマとレイに抱きつけるシーンやノーマンとの別れシーンで彼女は泣かなかった。雰囲気的にも、音楽的にも、あそこは泣くべきことろだし、役者にとっても、あそこは己の演技の見せ所なのに、浜辺は泣かなかったし、城も板垣も泣かなかった。ガッカリだな。

他に気になる点と言えば、渡辺直美が演出されている部分だな。クローネが食われそうになるシーン、彼女が震えたりも、怖がって叫んでたりもしなかったので不自然に感じた。あとは鬼ごっこのシーン、これは演技とは関係ないが、役者たちはあまり走ってなくて、カットばかりに頼ってるのが見え見えだったで、少し間抜けに感じた。

総合的に言うと、この映画はただ原作通りに作ってるだけで、何のサプライズも見所もない。ストーリーは悪くないので、原作を見たことがない人なら、もしかしたら原作に興味を持つかもしれない。だが、アニメをすでに見ているファンにとっては、わざわざ見なくても結構な作品でしかない。人気作の名前にさえ乗っかっていれば金儲けになると思ってる制作側に申し入れたい、舐めると。


(余談:日本人が白人のフリをして出演する。これはそもそも「約ネバ」に限った問題ではなく、大勢の日本の漫画・アニメ作品が欧米を背景に作っていること自体が問題の根源だ。二次元に留まっている内は特に問題は感じられないが、いざ実写化するとなると、どうしても髪の毛を金色に染めた日本人が欧米風の街を歩き、日本語を喋りながら話を進めるというおかしな物語になってしまう。)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
  • 不思議
  • 勇敢
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