作品レビュー(235件)
- walbatross
3.0点
JAL機内にて鑑賞。 ナイルの雄大な景色、華やかなパーティのシーンなど映像が美しい映画だった。原作を読んでいたので、それぞれの場面を楽しむことができたが、切り貼りという印象もあるので、前知識がない人には内容が理解できるのかなとも思う。
- drm********
4.0点
ケネス・ブラナー監督。 こういうイギリスの舞台演出的な作品はお手の物。 細部まで凝った美術とそれを使用したカット割り。 流石です。 オリジナルは観ているつもりで結果、見逃していたので比較はできないが、愛という普遍的なものを甘美なミステリーにうまく落とし込んだなという印象。 犯人はわりと早めにわかったが、それよりもポアロの人間臭さ(昔の映画よりもわりと辛辣になっているような)が垣間見えて面白かった。 是非ともこの勢いで『地中海殺人事件』などお願いしたい。
- ヨシ
3.0点
あまり登場人物に深掘りせずに淡々と物語が進み、殺され、推理が始まり、終わる。 全員が怪しい、って感じでもなく、だいたい予想できちゃうしその通りだった。 結末もおいおいそれで終わるんかいという。 映像は綺麗だったけどなんか物足りない、ただこのシリーズは続けてほしい、そんな気持ち。 レンタルにて鑑賞(お金払って観た、のでレビュー書いておく)。
- but********
3.0点
1978年版が謎とき映画として最高と思っている私としては CG全開、ポリコレ満載本作は全く響かない。 ロイスチャイルズの美しさゆえに嫌らしさを兼ね揃えると 周りは敵だらけ、動機もそら一杯あるわ状態となるが ガルガガさんは美しいだけで嫌らしさがない分 誰が彼女を殺すねん?こいつしか動機ないやろう、と犯人の目星はすぐにつく。 ミワファーローのようなお化け美人だとそら嫉妬に狂うわ、だが エママッキーのようななまじっか美人さんだと早よ他のオトコ探せば?を お勧めする。 78年作のような乗員全員の犯罪可能状況を異なるカメラワークで解説するでも なく そもそもピーターユスチノフのようなユーモアがケプラーポワロにはない。 全員を集めて論理的に犯人を追い詰めていく場面もなく フーンで終わってしまう。 60点 もう一言 もしここにさらに昨今流行りのポリコレ突っ込んでくると もうそれはナイル川ではなく淀川でやってよ、となる。 そんな作りをしたら今の鑑賞者はこれがアガサクリスティー原作と 思ってしまうのでしょうね。 その時代がなせる背景を無視して、今ならこうならないとアカン という考えで修正改ざんされる映画が出てきたら 折角の動機、トリックも中途半端になり 正当な評価がくだせないことになりませんかね?
- st8********
2.0点
ポアロの小説は全て読みました。 今までの映像化作品で何人かの役者がポアロを演じていましたが、 特に不満を抱くことはありませんでした。 しかし今回のポアロはあまりにも原作のポアロからかけ離れていて 「誰なんだ、この人」という感じになってしまい 素直に話に入り込めませんでした。
- dai********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fbg********
4.0点
原作とは違う趣きがある。オリエント急行より豪華絢爛さは控えめだが、映像の美しさは健在。次作もぜひ作ってもらいたい。
- kur********
3.0点
映画と原作小説は別物として楽しむべし! 映像化されると登場人物が分かりやすいのが良いですね。 小説だと当然文字だけなので、なかなか名前を覚えられないのが難点。
- mar********
5.0点
ネタバレ単純に、すっごくおもしろかった
このレビューにはネタバレが含まれています。 - BDTM21
3.0点
自宅レイトショーDisney+『ナイル殺人事件』 ガサ・クリスティの推理小説、1978版もテレビで何度か観てるので、劇場公開時はパスしてのDisney+ しかし2ヶ月くらい前の公開だったので、早いですね^^; 2017年の『オリエント急行殺人事件』の続編って事で、監督兼主演は、ケネス・ブラナー オリエントもそうでしたが・・・・ わざと昔ぽく撮ってるのか!?って感じで、なんかチープ^^:::: ポアロが、何故髭を生やすのか!?そう言う事だったんですね! ガル・ガドットが、綺麗なので中盤までは楽しめました。
- かしす
4.0点
内容はだいぶ忘れてましたが、仕掛けと犯人はうろ覚えで鑑賞。 楽しめました。 面白くなるのは後半からです。 前半は、こんな人がいるのね。程度に見ておくと良いです。 昔の雰囲気は出ていると思います。
- yut********
2.0点
前作見た人は見なくていい 内容まったく同じ
- ムービークリニック
3.0点
ナイル殺人事件は、船に乗る人が多いので覚えにくいんですよね。 事件後は、皆動機を少なからず持つ容疑者に位置付けられます。思わず人物相関図見ようかなと思ってしまいそうです。前作の1978年の作品もそうだったと記憶していますが、同じ思いを抱いたと思います。 この物語は前半は、人物紹介みたいな流れが強くて飽きちゃうんです。殺人事件が起こるのは中盤以降で、なかなか推理というのを見られないもどかしさを感じるんですよね。 ただ誰が殺されるのかは全く予想がつきません。そのドキドキ感を狙って大事に物語を進めているのかとも思います。 結局、前半の人物たちの動機などは後々ポアロの個別尋問でわかってくるので前半の人物紹介はサラッと感じておくくらいで良いと思われる。人物相関図はいらないかなも。 犯人の正体やトリックは、推理好きにはピンとくるものがあり。第2第3の事件は墓穴を掘っていく犯人の姿を定番のように行なっていきますね。 ただ結末の切なさは、オリエント急行殺人事件の時に味わった時の余韻が楽しめました。 港に着くまでの制限時間の戦いと、前作から続く親友との悲劇やポアロの戦争時の体験は短いシーンではありますが伏線として良かったです。 映像は好きです。上空から下からの乗客船、人物もローアングルを多く使い魅力的でした。 他の話も観たいものです。
- ほねほね69
3.0点
ネタバレチープなトリックに拍子抜け
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yag********
4.0点
良かった。 もっとゆるい映画かなと予想していたので。
- buf********
3.0点
殺人が起きて(1時間後)から面白くなります。エジプトの景色もCGなのが残念...
- ********
4.0点
2020年。ケネス・ブラナー監督。アガサ・クリスティーの原作を映画化。第一次世界大戦とポワロの髭の逸話から始まる「愛」をめぐる殺人事件の顛末。大富豪の女性が結婚したのは友人の恋人。真実の「愛」とは何か。 友人が自分の恋人として紹介する場面で、富豪と親密に踊り始める恋人を見つめる不安げな視線。奪われるのではないかという嫉妬の目線かと思っていたが、ネタがばれて見ると、あの目線は企みがうまくいくかどうかの目線だったのだ。略奪に負い目を感じてナーバスになる富豪と行き過ぎたピュアな思いから二人に付きまとう友人の対比だと思っていたものは、実は夫を愛しているピュアな富豪と遺産目当てに殺しも辞さない恐ろしい友人の対比だったことになる。どちらの意識が清く澄んでおり、どちらの意識が深く濁っているのか。 「ベルファスト」と続けてみたおかげで、この監督が本筋を劇的に盛り上げることよりも脇のキャラクターや音楽、ダンスへの逸脱に楽しみを見出していることがわかる。
- oce********
3.0点
ケネス・ブラナーが演じるポアロ第2弾は、ナイル川を渡る遊覧船が舞台。 大本の話はサイモンとジャクリーンの付き合いから、出会いに発展したリネットとの婚約へ。 その旅行中にジャクリーンは悉く付きまとい、婚約は認めないとばかりに22口径の銃を携帯して付け狙う。 いかにも殺人が起こる空気が完成されていくが、そして起こる事件によってポアロの事情聴衆が始まる。 基本は原作だったり前の映画化のやつとほぼ同じ。 違いといえばポアロ自身の過去。 あの髭にそういう意味があったのかと。 相変わらず豪華なキャストだが、殺されるのにスターが充てられているのが特徴。 とはいえ有名どころで配役したアーミー・ハマーは過去のやらかしで今は干され状態。 今後映画で見かけるかどうかも分からないので、これが最後の出演作品になるのじゃないだろうか。
- kan********
4.0点
アガサクリスティーの「ナイルに死す」は知らずに映画を見ましたが、映像化してしまうと伏線などが分かりやすく、視線誘導されているような作り方なので、ミステリーやサスペンスが好きな人ならすぐに犯人やトリックが分かってしまいます。 それに、タイトルも「ナイル殺人事件」よりも「ナイルに死す」の方が、事件後のポアロの心情や、亡くなった人への想いなど、趣(おもむき)があって素敵だなと思います。 (英語ではそのまま「Death on the Nile」なので「ナイルに死す」でも良かったんじゃないかと思うのですが、日本人が興味を持つのはやはり殺人事件と言った方がミステリーっぽくていいのでしょうね。) ナイルの風景などは実物とVFXが混ざっているお陰でとても綺麗で見応えあります♪ ただ、やはり前作の「オリエント急行殺人事件」が迫力あって演出的にもストーリー的にも良かったですね。
- お茶
3.0点
旧作大好きです。今作は客船が豪華で美しかった。旧作の狭い船室とは随分な違いだな~という感想です。リネットがそんなに嫌われ役に感じなかった、むしろ同情してしまいました。 内容は可もなく不可もなく、それぞれの配役の演技にいまひとつ癖が無かった感です。 とにかくクリスティが好きなので、毎年1本でも昔のように映画化してほしいです。 ポアロはオリエント急行ではくせが強かったけど、今回は弱かったですね。 次は「検索側の証人」の映画化希望です。 密室での人間劇が見たいです。