みなもとの清盛
4.0点
シナリオが素晴らしく、面白くなるに決まっている。奇想天外なストーリーにヤクザの大ボス役のマ・ドンソクの圧倒的な存在感がリヤリティを生み出している。ラストは「アウトレイジ」のビートたけしを連想させる終わり方にも意外性があった。タイトルの悪人伝の通り、様々な種類の悪人が登場します。病的な連続殺人鬼、汚職警官、違法賭博のヤクザ等々。その中で、ヤクザの大ボスがいつの間にか正義のヒーローに見えてきます。格闘的血みどろ、痛々しいバイオレンスにカーアクションもあります。しかし、どこか全体にコミカルさがあるので、暗くならずに痛快アクション映画として見応え充分です。
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