狼達の軌跡と功績を振り返る作品
- kin***** さん
- 2020年2月14日 20時00分
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洋楽パンクやハイスタ世代だった私が昨今のバンドで1番お気に入りであるman with the missonが映画になると言って初日に見に行きました。
開始直後からいきなりカールという外国人音楽ジャーナリストの語りから初ライブである澁谷eggmanでの映像から始まって彼が狼達を追って行くところから、年度毎にストーリーが始まっていく
彼以外にも音楽関係者が多数に渡り狼達との交流の始まりや繋がりを述べていったドキュメンタリー映画と言ったところでしょうか?
SNSや投稿動画がまだ未開拓な時期から精力的にそれらを駆使しつつ現場であるライブハウス、フェスや販促元であるレコード会社へも足を運ぶといった活動も作品内で紹介され爆発的な人気を誇るバンドの側面の部分が良く見えた作品だと思います。
音楽プロデューサーが言っていた狼達は持っているバンドの演奏技術や技量を現状よりも上回ることへの挑戦や曲作りへの情熱を取り組んでいたこと、バンドメンバー内の指針を全員で同じ方向へ向かって進めていっているなどのここまでの成長の理由として挙げていた。
私自身も彼らのライブを見たのはゼブラヘッドとの対バンだった2015年からなのだが観客と盛り上がって演者も楽しそうに演奏をしてるバンドだと体感し、またライブに行きたいと思えるバンドでしたね。
また作中ガウトークなるジャンケン以外の狼達の声が聞けるというギミックも新たな映画ならではのシーンもありました。
ひと昔前なら通常、女性や子供が遠慮しがち、かつ敷居の高いジャンルの音楽でありながら狼という可愛らしさやグッズというマーケティングもヒットの要因でもあり、幅広い層の支持にも受けているのも納得である。
この映画でマンウィズの良さを再確認しつつ、彼らのこれからの活動も楽しみにしていただけるような作品ではないだろうか?
しいて言うならば大型のスクリーンなのでもうすこし劇中で楽曲を長く流していただいてもらえれば良かったなと
あとこれはどーにもならんと音楽プロデュースが言っていたデモのFLY AGAINも聞いてみたかった気がします。
とりあえず見た後は生で聴く狼達のライブが待ち遠しく事間違いなしです。
またこの映画でマンウィズを知ってもらえたら是非、ライブも見てもらいたいですね。
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