レビュー一覧に戻る
ディープロジック
2020年1月18日公開

ディープロジック

1212020年1月18日公開

imp********

4.0

期待のしすぎは禁物だが一興ある映画

押井守のコメントに誘われて事前知識もなく拝見。 話はなかなかめちゃくちゃだし突っ込みどころも多い。しかし随所でグッと厨二心を鷲掴みにする展開と演出があり目が離せないまま大いに楽しんでしまった。 脚本が映像向けではなく演劇的。設定の甘さや抜け、矛盾、説明不足、リアリティの欠如。演劇では見過ごされるだろうが映像ではやはりディテールの甘いストーリー展開はいちいち冷める。 一概に脚本が悪いとは思わない。展開は良い。ディテールが甘い。 劇団役者たちの映画ということで画面の隅々まで濃い登場人物が目白押し。観始めた頃にはやや胸焼けするような濃い芝居が気になったが中盤作品の盛り上がりに合わせて馴染む。 公開直後の現段階では劇団ファンが多く書き込んでいるためか実際よりも高く評価されていることは否めない。 だがそれは一般映画もイケメン俳優が出れば同じことが言えるだろうからヤボなことを言うつもりはない。ファンに愛されている映画ということ。悪いことではない。 期待は禁物だが作り手がめいいっぱいのサービス精神で楽しませようとしてくれていることが伝わるので好感度の高い作品と言える。 脚本制作に時間をかけてもっと丁寧に作ればより化けたであろう作品。

閲覧数68