レビュー一覧に戻る
ドミノ 復讐の咆哮
2020年2月14日公開

ドミノ 復讐の咆哮

DOMINO

PG12892020年2月14日公開

ジャビえもん

1.0

ネタバレデ・パルマは悪くない。

デ・パルマの大ファンなので、期待して観ました。 けれど、おおいに失望しました。 家族を人質にされ、CIAの手先となる男。同僚を殺され、犯人を追及する刑事。そして、その刑事の新しい相棒となる女刑事は、殺された刑事の愛人で…。こうした、ドラマチックになりそうな諸要素がありながら、しかし、うまく絡み合ってはいません。たとえて言えば、スープと麺がからまってねえよ、という感じでしょうか。諸要素が化学反応を起こしてドラマを盛り上げる、というところが少しもなく、各要素がばらばらに置かれたままエンディングを迎え、何一つ回収されなかったという印象です。 脚本が悪いのです。 デ・パルマは頑張っています。色使い、絵作り、外連味のある演出…。彼の持つ技巧を駆使し、つまんない話を精一杯盛り上げようとしています。 しかし、いかんせんつまんない話なので、映画として良くなりようがありません。 デ・パルマはアメリカから追い出されちゃったみたいですね。ここのところ、欧州で撮っていますよね。「ミッション・トゥ・マーズ」の不評ぶりが原因との説もありますが、私はあの映画、大好きなんだけどなあ。 ああ、神様、どうか彼に、「面白い脚本」をお与えください。 ちなみに、デ・パルマ・タッチと、ヒッチコック・タッチは、違います。確かにデ・パルマはヒッチコックを敬愛していますし、模倣もしていますが、似て非なるものです。同一視しないでね。

閲覧数194