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騙し絵の牙 (2020)

監督
吉田大八
  • みたいムービー 559
  • みたログ 1,852

3.62 / 評価:1445件

面白かったが大きくひとつだけNG

  • セブン さん
  • 2021年10月10日 6時42分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

「罪の声」がなかなかよかったので、観てみた。本作もイケる。
テンポが良く、出てくる人物が出ると同時にすぐにキャラが立ち、あれよあれよと言う間にストーリーにはいりこんでしまう。
善悪がはっきりしないところもいい。
演技も、エピソードも、音楽も、とにかく余計な物は削ぎ落とされていてストーリーが際立つ。そして、松岡茉優がとにかくうまい。うますぎるよこの子。また宮沢氷魚に見惚れる笑。ということは、ここもキャスティング当たり笑。大泉洋演ずる速水。面白かったが、速水、という名前がしっくりこない。きかんしゃトーマツだの、カムクラだの、他の役名は印象的だが、大泉洋のみてくれ、そして今回のキャラ、速水、はそぐわない気がした。

自分が出版業界のはじっこにいるので、最近の苦境、電子書籍への怒涛の気流に呑まれつつある紙媒体への思いなど、なかなか身につまされる内容でもあった。「なぜあの本が売れたか?それはドラマにも映画にもならなかったから。本で読むしかなかったから」のくだりははっとした。紙作品が良いからの映像作品なのか、それともパブとしての映像化なのか…紙媒体としての矜持を突きつけられた瞬間。…なんていいつつ、映画を見てから「罪の声」を買った自分ではあるが。

それにしても、潮田武士氏の作品。この二作において、タイトルが本当に残念。
「騙し絵の牙」なんのこっちゃわからんやん。作品をみたあとも、なるほどねーとならない。「罪の声」もそのまんまでひねりがないと感じた。タイトルで釣れ、と言っているのではない。タイトルで読者に想像をさせどうしようもなく惹きつけろ、と言いたいのだ。ここがNG。星をひとつ削る。
WOWOWで。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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