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上映中

ファーストラヴ (2021)

監督
堤幸彦
  • みたいムービー 509
  • みたログ 1,419

3.78 / 評価:1192件

予告編のイメージを逆転させる

  • nsa***** さん
  • 2021年3月5日 7時31分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

認めたくない事実。
認めたくない過去。
就活中の女子大生環菜(芳根京子)が面接の後で父親を呼び出して刺す。
週刊誌の記事にはその女子学生が動機はあなたが探してください。
と言っている。
何て傲慢な・・・。挑戦と思える言動。
この事件を本にしようと主人公由紀(北川景子)は父親を刺した環菜に面会。
環菜の弁護士迦葉(中村倫也)は由紀の知り合いだった。
迦葉に会いに行くと迦葉は由紀のことを久しぶりだね。お姉さんと話しかけた。
何??
中村倫也のお姉さんなの?北川景子ってと私は思った。
しかし物語が進むと二人は過去に付き合っていたということが判明。
・・・・・
由紀は最初から環菜に入れ込んでいた。
彼女には何か事情があるに違いない。
迦葉は彼女は食わせ者だよと忠告する。
好きになった人はいるの?
由紀が環奈に尋ねると、彼女はコンビニの店員と答えた。
当時コンビの店員だった青年はもう結婚していて娘がいた。
由紀はその人物に会って、当時少女が虐待されていた証言をしてほしいと頼む。
由紀の暴走に迦葉はため息。
少女はそのころ家に帰りたくなかったという事実。
青年はそのころ少女は家出行われているデッサンのモデルが辛いのだと言っていた。と話す。
由紀が
青年のことを環奈に伝えると環奈は
勝手に青年に会いに行ったと由紀を責める。頼んでないと・・。
由紀は環奈にあなたは悪くない、裸の男性に交じってモデルなんて
異常な状況を作り出している父親が悪いのだと。すると環奈は涙します。
あの人は本当の父親ではないのだと。
由紀は環奈が何を言っているのかわからず、環奈に先を促します。
すると環奈は自分は母親が浮気して妊娠してできたのだと話します。
そうか、由紀は環奈の父親と母親の異常な関係を知ります。
環奈にあなたは悪くないといい、そういう経緯があって
殺人に至ったのねと確認する。
すると環奈は。
私は殺してないと告白。由紀はびっくりして凍り付く。
由紀はすぐ弁護をしている迦葉に(旦那とのディナーをキャンセルして)
会いに行く。本当はどういうことなの??
・・・・・・
人は秘密をもっている。
勿論それが秘密にしていて良いこともある。
でも、愛する家族がいて、その愛に影を落としているのならば
その秘密は隠していることでますます化膿していくのだと。
治療しなければ一生患ったままの患者なのだ。
由紀が自分が感じていた父親に対する嫌悪の正体をこの環奈の事件を通して明確に把握したことでそのことを愛する夫に告白できた。
夫も由紀の心の葛藤を察知しており、二人が理解しようと
寄り添うことが出来た。本当に良かったと思えた。
そもそも夫を呼んだのが夫の弟の迦葉だった。
迦葉も由紀との付き合っていたころの失態を苦にしており、
由紀が夫とうまくいったことで自分も家族として由紀に認められたことに安堵する。
・・・・・・・
この映画を見終わって、
誰もが持っているであろう心の傷はつらいのだから忘れたい。
し隠すことは悪くないと私は思う。
というか自分の過去は自分のものである。
秘密にする権利はある。
ただ隠すという行為が隠した本人に影を落としているのならば
やはり告白する方(痛みを分かち合い自分の痛みを軽減する)
が幸せになれるのかもしれないと思いました。
家族という存在の大きさ、
人を幸せにもするが不幸にもしてしまう。
予告編は事件の謎解きのように思えたが、見終わって観るとだいぶ違った。
でもそれが良かった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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  • 絶望的
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