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9人の翻訳家 囚われたベストセラー (2019)

LES TRADUCTEURS/THE TRANSLATORS

監督
レジス・ロワンサル
  • みたいムービー 343
  • みたログ 823

3.73 / 評価:593件

圧倒的秀作なれど、何て言うか・・・

  • tokyo_sy*** さん
  • 2021年2月2日 10時20分
  • 閲覧数 882
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

レビュー1857作品目。WOWOWシネマにて視聴。

「世界的大ヒット小説(ハリポタ級)の完結三作目を世界同時発売する為
 翻訳家を豪華邸宅に監禁し、翻訳して貰う」

な、前段階映画。で、

「パソコンも携帯も持ち込んで居ないのに、何故か小説が流出してしまう。」
まあカテゴリ的にはミステリー。

何となくスパイ大作戦やシャーロックみたいな「謎解き」の楽しさもあれば
素晴らしいセットも見ごたえあり。
二転三転する展開も、本当に素晴らしい脚本。

完全ネタバレで言うと・・・

「英語への翻訳バイト」で来ていた薬中みたいな若者が、実は「世界的大人気小説」の原作者であった・・が、謎の答え。

だから、「小説が流出」も何も、原作者がそこに居るのだから何とでもというか、いくらでも、いつでも流出なんて思うがまま。


「映画の出来」から言えば素晴らしい娯楽大作になっている。

三か月後の「刑務所での面会シーン」が随所に入るが、
途中までは「面接者と服役者」を逆に思わせる様なミスリードも楽しい。

でもねえ。

満点にしたくない、出来ないのはセットや脚本ではなく
「登場人物のキャラ設定」を受け付けない。

特に主人公。
芸術の為の「小説」に重きを置くのであれば、ペンネームを使い、かつ
第三者を原作者に仕立て上げてまで書籍化をするべきじゃない。

それも、二作を発行してからの三作目をゴネルなんて。

一作目、二作目を愛して購入してくれた読者に対しての感謝があれば、
もう三作目は「出来た瞬間にネットに無料で上げる」をすれば、
こんな死人が出る様な大騒ぎにならなかったのに。

そこの「主人公の生きざま、価値観」がブレブレでもう。
ここは大幅減点。

なので、スパイ大作戦もどきに
「エージェントが電車で移動中、車内にネズミを放って騒ぎを起こす」
「カバンを入れ替え、駅に着くまでに全ページコピーする」

なんて(まあこれも、周りを騙したり納得性出すためのブラフだったが)
スパイ映画もどきの展開も「まあ、面白いな」「よく出来ている」とは
思うものの、それ止まり。

頭では「満点を付けたい」と思うものの、
心は「こんなん、一点や」と思ってしまう、珍しい映画。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
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