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ザ・ピーナッツバター・ファルコン (2019)

THE PEANUT BUTTER FALCON

監督
タイラー・ニルソン
マイケル・シュワルツ
  • みたいムービー 180
  • みたログ 493

3.83 / 評価:358件

ピーナッツバター>チョコレートドーナツ

これは困った映画だった。
Yahoo!映画での評価の高さで観ようと思ったのだが、なぜにこの評価と正直思う。アメリカでの映画評論家の評価も高いらしい、ムムム、わからん。

年長の青年タイラーと、若いダウン症の青年ザックとの典型的なロードムーヴィー。
年長の青年は映画中盤にわかるのだが、ある事件で自暴自棄になっている。
ダウン症の青年は両親に捨てられ施設で暮らしているが、夢(プロレスラーになること)を実現させたい、そこで脱走して・・・・二人は出会い逃避行と夢をかなえる旅に・・・

お話はかなりご都合主義であり、ありえない展開が・・・かつて『レインマン』でも感じたのだけれど、人間ってそんなに簡単には分かり合えませんってと思うわけです。
でも、この映画かなりファンタジーが入っているようでまあ、良いとしましょう。
途中から、ザックを連れ戻しに来た施設の職員(ダコタ・ジョンソンだから当然ロマンスも)も加わってのロードムーヴィーになるのだけれど、彼女は、ザックにとって良かれと思ってしていた自分の行為そして自分の仕事に疑問を感じるようになる。

映画は先月公開のスペイン映画『誰もが愛しいチャンピオン』と同じように、障碍者の問題じゃなく、周りの人間の成長物語になっています、タイラーの成長はあまりにも素晴らしくてばかばかしくなるところもありますが(笑)最後には実に魅力的な人間になっているんですから・・・
疑似家族、似たような設定の映画に『チョコレートドーナツ』がありますが、ああいう感動駄々洩れの映画ではなく節度のある出来ではあります。

評価の高さだけではなくて、キャストが魅力的だったのも鑑賞の理由です。
シャイア・ラブーフは好きな俳優の一人ですが、彼は酒癖が悪く事件を起こして危うくこの映画がお蔵入りになるところだったらしい、そういえば記憶にある話です。
そして、ブルース・ダーンとトーマス・ヘイデン・チャーチ、ここはポイントですね~。ブルース・ダーンは冒頭から登場、さすがの存在感でどんな良い映画かと期待しましたが・・・すぐに退場。
トーマス・ヘイデン・チャーチは『サイドウェイ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされていました、存在感、味、ともに抜群、魅力的です、彼はテキサスに牧場を持っているらしい、本物感がありました。

アメリカ南部の大自然が瑞々しく、哀愁あふれるカントリーミュージックも良し!

説得力のないお話ではありましたが、魅力的なところも多々、とはいえ久しぶりの★3評価です。

ブルース・ダーンのセリフ「友達っていうのは自分で選べる家族だ」って、そうかな~?この映画ではその通りのハッピーエンドなのだけれど・・・

詳細評価

物語
配役
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音楽

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