レビュー一覧に戻る
ミッドウェイ
2020年9月11日公開

ミッドウェイ

MIDWAY

1382020年9月11日公開

ryc********

2.0

ネタバレ脚本家の功罪

本作は中国資本で製作されているので、日本公開版では削除されていますが、エンドロールに「日本軍は20万人の中国市民を殺戮した」と表示されています。 先ず、そういう映画だと認識して観なければなりません。 要は本作は第六爆撃隊長ベストのパイロットの雷撃とミニッツとレイトンによって攻撃目標はミッドウェー島だと突き止めた功績を称えた西部劇的ヒーロー達を愛でる作品である。 監督が娯楽大作作品を得意とするエメリッヒなのでご納得頂ける方も多いでしょう。 私は史実にはそれなりの知識を持っているが、映画が面白くなるのであれば歴史なんかどう改変しようと構わないと個人的には思っています。 「インデペンデンスデイ」のに比べりゃ遥かに良心的に描いてるので、余り目くじら立てて観ず、気楽に娯楽作品として観ることをお勧めする。 だが、大目に見ても本作は駄作である。 本作の脚本を担当したのがウェス・トゥック。 アメリカの批評家の見解でさえ、「その脚本は褒められたものではない。」となっている。 そもそもこのプロジェクトを立ち上げたのも、彼なので、批判はこのウエス・ストック1人にすればいいと思う。 子供の頃から軍隊オタクだったという彼は、映像でも何度か語られてきているミッドウェイ海戦の話に、新鮮な視点からアプローチしたいと願ってきたらしい。 そんな彼にとって、日本側の状況は非常に興味深く、その部分を徹底的にリサーチしたそうだが、それでこの程度の出来だ。 因みに、次の進軍目的地がミッドウェイだと言うのは衆知されてて、暗号解読は事実ではあるが、その功績はあまり高いとは言えない。 そもそも南進を推した山本は国賊である事を知る人は少ない。

閲覧数2,063