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浅田家! (2019)

監督
中野量太
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3.97 / 評価:2001件

役者の力

  • よっぴ さん
  • 2021年3月30日 21時22分
  • 閲覧数 382
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

実話を基にしている感がいい意味ですごく感じられる、映画の場面ひとつひとつが日常にも感じられるような作品だった。
なんといってもニノをはじめとする役者さんの力が凄すぎて、映画中5回泣きました。

中でもガンの子どもがいる家族写真を撮る瞬間のシーン。ニノが目にたくさんの涙を溜めながら、落としたところでシャッターを切るというシーン。演出も最高ですが、ニノの心のこもった演技に心が揺さぶられた。

写真は過去の記憶として大事にされているが、今を生きる力にもなるということをナレーションでもいっていたが、本当に強く感じた。
写真は、「思い出」ではなく、「今」にもなる力があると感じた。アナログの「写真」にはたくさんの人の人生や思いが込められているんだとデジタルの時代だからこそ、「写真」の強さを感じることができた。写真というメディアの再定義になったように思う。
「記憶」としての写真ではなくて、「人をつなぐもの」、「生きる希望」にもなりえる。


菅田将暉の友達が見つかって、菅田くんに語りかけるニノの思いやりしかない話し方と表情はニノにしかできないし、いっきに入り込んだ。

岩手でこどもに「家族写真を撮って」と言われて瓦礫まみれの家につれていかれて、ニノが「とれないよ」というシーンがあるが、この「とれないよ」の一言が絶品だった。
岩手の被災の状況を写真で「その時の記憶」として残すことへの違和感を感じていて、写真家として葛藤している思いから出た言葉で、ニノの葛藤の思いがすごく出ていて、胸が苦しくなった。あの子役の女の子もうまかったなー
あの家族の話も見応えあった。


最後の終わりかたも浅田家らしいというかこの作品のあたたかさを象徴したいいラストだ。

連ドラで見たいなー
写真ひとつひとつにドラマがあるなーと思った。だから、もっと深く描いて欲しい心理描写もたくさんあって、だからこそ、こういうのを連ドラで見れたら最高だろうなと思った。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
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