ここから本文です

ムーラン (2020)

MULAN

監督
ニキ・カーロ
  • みたいムービー 278
  • みたログ 244

2.66 / 評価:194件

怪我の功名の実写化ムーラン

  • 一人旅 さん
  • 2021年3月28日 17時08分
  • 閲覧数 975
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

ニキ・カーロ監督作。

1998年に制作されたディズニーの長編アニメーション『ムーラン』の実写映画化ですが、近年盛り上がりを見せる往年のアニメーションの実写化ブームの波に乗って制作されたものの昨今の世界的なコロナ禍によって劇場公開を断念せざるを得ず、結果的にディズニー公式の配信サービスでの独占配信に至った不運な作品です(一時期は映画館に足を運ぶたび本作の予告編が流れていたのに…)。とはいえ、劇場公開から配信での提供に切り替えたことで製作会社のディズニーは莫大な利益を得ています。

往年のアニメ『ムーラン』をニュージーランド出身の女性監督:ニキ・カーロによる演出のもと実写映画化したもので、お話の大筋は原作アニメを踏襲しています。異部族の脅威に晒されている古代の中国を舞台に、戦士の血筋を受け継いだ若きヒロイン:ムーラン(リウ・イーフェイ)が体の弱い父親に代わって男装して異部族との闘いに身を投じてゆく様子を活写したアクションファンタジーで、皇帝(ジェット・リー)の命令で徴兵されたヒロインが同じく新兵の若者たちと司令官(ドニー・イェン)による指導のもと切磋琢磨を積み重ねていく中、やがて戦士としての天賦の才能を開花させたヒロインが強大な武力を有する黒装束の異部族&魔女(コン・リー)の敵軍団を相手に同世代の仲間達と激闘を繰り広げていきます。

フランスのジャンヌダルクを連想させる女戦士モノで、『グリーン・デスティニー』(00)のようなアクロバティックな動きを大々的に採り入れた武闘演出や平原における両勢力激突の白兵戦といった迫力の戦闘シーンが見せ場となっていますが(ディズニー映画なので流血はありません)、クライマックスの最終対決は薄味な展開でやや物足りない印象を受けます。それでも、男性を装って闘うことを決意したヒロインが闘いの過程で本当の自分をやがて曝け出していくという『アナと雪の女王』(13)にも通じるテーマ性や全編を貫くオリエンタルな色彩美を魅せてくれますし、エンドクレジットでは主演の中国出身:リウ・イーフェイ自身による主題歌「Reflection」でも聴き入らせてくれます。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
  • スペクタクル
  • ロマンチック
  • 勇敢
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ