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ドクター・ドリトル (2020)

DOLITTLE

監督
スティーヴン・ギャガン
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3.41 / 評価:564件

ドリトル先生がウェールズ訛りである理由

  • Shoko さん
  • 2020年8月30日 13時17分
  • 閲覧数 102
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

ドリトル先生シリーズは子供の時、楽しんで読みました。
動物と話せるお医者さん、ということ以外は覚えていないけれど、エディ・マーフィー主演の現代アメリカを舞台にした映画版はあまりにも設定が原作と違うのでみませんでした。

今回のロバート・ダウニーJr主演の映画化は原作と同じヴィクトリア朝初期のイギリスが舞台なのが嬉しかったのですが、アメリカでの評判がかなり悪かったので、テレビ鑑賞まで待ちました。

星二つ程度の評価の大コケした映画と知ったうえで期待ゼロでみれば「キャッツ」の時のように、そこまでいわれるほど悪くないと思えるかと思ったのですが、う〜ん、これはちょっと大人にはきつい。
対象年齢10歳くらい?私がみるとなんだか飽きてきちゃうのは、脚本と演出、そして編集のせい?

この映画はアベンジャーズ終了後のロバート・ダウニーJrさんの初プロジェクトで、製作総指揮をダウニーさんと彼の奥さんが勤めていて、自分の子供たちがみられる映画をつくりたかったとのこと。

自分で自分が主役の映画を作るとなるとバランスが変になっちゃうことがよくありますが、今回も別に監督はいても、最終的な決定権はダウニーさんにあったかもしれませんね。

芸達者なロバート・ダウニーJrがドリトル先生役をできないわけはないし、むしろ適役と思ったけれど、その演技とか演出、みせかたに問題があったような気がしてなりません。

とにかく最初に登場した時のダウニーさんの風貌や演技、ウェールズ語訛りのヒソヒソ声がひどかった。アメリカ人のダウニーさんが英国の物語を演じるにあたってどんな人物像にしようかと考えるのはわかりますが、この終始ヒソヒソのウェールズ訛りはひどすぎる。服装も髪もビクトリア朝といえどもかなり変。これではダウニーさんの良さが消えてしまうのに、、と思って調べてみたら William Price(ウィリアム・プライス)という19世期ウェールズのエキセントリックなお医者さんをモデルにしたそうです。Priceさんのイラストをみたら、なるほど、と納得です。ダウニーさんが作った映画だから、それを止める人は誰もいないよね。う〜ん、残念。

出演者も声のみの出演もダウニーさんのスターパワーからか有名どころの俳優ばかり。アントニオ・バンデラス、マイケル・シーン、ジム・ブロードベント、エマ・トンプソン、ラミ・マレック、トム・ホランド、オクタヴィア・スペンサー、マリオン・コティヤール、レーフ・ファインズとかって、すごいじゃないですか。

彼のこの映画にかける意気込みがよくわかりますが、それなのにせっかくのAリスト俳優陣が今ひとつ生かされていないようなのも残念なところ。エマ・トンプソン以外、言われてみないと誰かわからない人が多いのでは。

あとは笑いの部分がイマイチ。お下品なところがあるので小さい子供にみせるのはどうかなぁ。本当、コメディのさじ加減って難しいですね。

はじめ気が散りすぎて時々みていなかったので、あとからもう一度チャレンジしたんですが、二回目になると慣れてきたのか、星三つくらいはあげてもいいように思いました。もっともっと成功していいはずだった作品なので、残念です。

動物の特撮や美術、ロケーションなどはとてもよかったです。


追記:
私はオーストラリアのテレビでみたので英語ですが、ダウニーさんの発声の悪さと、有名俳優たちの声もそれほどわかりやすくないことから、もし日本でみるなら日本語吹き替え版にすれば、もっと楽しめる映画なのかもしれません。

詳細評価

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