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燃えよ剣
2021年10月15日公開

燃えよ剣

1482021年10月15日公開

ワンワン

4.0

90点いった!!!皆んな頑張った!

邦画、洋画を沢山観てきた者として、邦画の出来の良し悪しは、重々わかっているつもり。 つい最近、600ページ越えの原作を読んだばかりで、映画化されるという本作、監督には正直期待していなかったが、キャストの豪華さに、近藤勇、芹沢鴨などは配役がピッタリではないか と、期待が膨らむ。 観た結果、2時間46分の長さは全く感じず、原作と色々違うところはあれど、しっかりと作られよくまとまっており、映画らしい映画として、笑いあり涙あり、誰もが楽しめるエンターテイメントになっていて、歴代の邦画の中でも、90点はいっていた! まず、俳優たちの演技が、みんなそれぞれ成り切っていて、本当に素晴らしい! 役者だけにこだわらず、ウーマンラッシュアワーの村本が演じる山崎、はんにゃの金田演じる藤堂など、お笑い芸人を主要なメンバーに配役することで、その彼らの存在感と演技が、他の役者が霞んでしまうほどの異彩を放っていて、かなり光るものがあり、印象深さを残したことも、この作品のスケールの大きさを物語っている。 そして、この種の映画ではかなり重要とされる、肝心の殺陣は、刀の怖さ美しさまで観客に伝わってきて、迫力満点、まさに手に汗握るシーンが多々あった。 加えて、音楽。場面場面で、ジャンルや国籍を問わず、ピッタリと思わせる多種多彩な音楽を、ここでこう使うのかと、邪魔にならない、しかし効果的に使っており、抜群のセンスの良さを感じさせる。 柴咲コウ演じるお雪の登場シーンが鼻につく寸前に多く感じるなど、色々原作とは違うところがあるが、最後まで観ると、その柴咲コウの演技が、これまた最後あたりに泣かせたりして、原作を読んでその感動が忘れられない私の、この映画に対するモヤモヤの部分を払拭するほどの、完成度の高い出来ばえ、役者、スタッフ、監督、製作に関わった全てに、心から、拍手!!! 日本の皆さん、映画館の大スクリーンで、幕末の世界、日本、日本人の魂、この感動を、是非堪能してくださいね!

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