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スキャンダル (2019)

BOMBSHELL

監督
ジェイ・ローチ
  • みたいムービー 493
  • みたログ 1,296

3.48 / 評価:973件

こういうことでしょう

  • nobukyouju さん
  • 2021年7月18日 21時57分
  • 閲覧数 868
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

数件のレビューを観てやはり残念な思いがした。
よって投稿です

大坂なおみへのヘイト的な話に続いてバルセロナ選手の日本人揶揄動画に対しての日本人の反応。流石に哲学の地位が低い国の話ばかりだ。
コロナやオリンピックの動向はいつもノイジーマイノリティに引きづられる。

この物語は大いなるサスペンスで実名やリアリティを表向き追求しながら油断させ、実は創作に満ちたブラックユーモアがどぎつく多く、そこを楽しむ監督の作戦や意図がある。

セクハラ勧善懲悪物語などではない。全ての人間が少しの悪と共存しながらこういった世論などで勝ち負けをどう使う掴むか、というものをすごくフィクションにしているのだ

メーガン・・正義の人を演じることで精神的に追い詰められながら、今回も勝ちを拾ったように見えるが、本人は将来への大きな不安を感じる。
グレッチェン・・降格(それは業績による物も大きい)の復讐に過去のセクハラを持ち出しているだけ。弁護士も利用し女性尊厳運動の旗手になるという次々膨大なエゴを膨らませている(ラストが意味深、いつでも損得勘定出来ますよ、と)
ケイラ・・創作の人物。だから一番物語受けする一般人的感覚(それは実際というより想像の上での)を持つ。素朴な人が勝つといういつものアメリカ映画的キャラクター。でも一般人はあなた出世に目がくらんだんでしょ?となる。
ロジャー・・怪物のように描かれているがビジネス上の唯一無二であることは徹底して描かれている。果たしてそういう人物は悪者になり切れるのだろうか?

専門家の批評を見てもいい者/悪者をすごく単純に表現しているが、それは本当に間違いだと思う。アメリカ人やビジネスを分かる他国の者なら上記のように全て悪者要素のある登場人物なのである。

アメリカが保守の空気に包まれていたことはやはり国として危機的な状況だったのだろう。
保守が主権を持つと上記のように腐った土壌が生まれるというのの典型だ。
冒頭で書いた通りに本当に頭の悪い発言が渦巻き住みやすいと勘違いしているかもしれないが常にとばっちりを受ける人がいる。これからオリンピックの観客においての議論が再度始まると思うとメーガンのような吐き気に襲われる。
この保守空気という物、今の日本はそうだろう。ビジネスでもチャレンジしない、短期の収支に一喜一憂し、そのような意味のない評価が正しい評価だと信じてやまない秀才君たち。ホントはおつむは全くダメなのだが、自分は勉強が出来ると信じて疑わず盲目的に同意見を持つ人たちと徒党を組んでリベラルで発展的な天才を潰す。当然限りある粗利から純利を大きくするだけのことでビジネスは大きくなっていないからどんどん疲弊する。粗利を大きくすべき、出来る人はその者たちにとって脅威なのである。

冒頭に戻るが楽天にバルセロナを断罪しろ、とかレアルマドリードの会長のチームのアイコンに対しての罵倒をビジネス上理解出来る、なんて言っている連中に本当に呆れる。
サッカー小僧はそこまで興味ないだろうし、大きなビジネス観点でいうと今のサッカー選手の給料がそんなになるのが理解出来るのか?徐々には分かるが急激すぎる。ヨーロッパ人も白人至上主義で今回のマードックのようなビジネス泥棒が多くおり、上記のようなリーク合戦が起きるのは本当に凄いスピードで腐っていっている。

そんな世界がグローバル化し難しくなっている中で日本企業が相変わらず人口が多いから、人件費が安いから、みたいな単純な発想しか持っていない。
それこそ人種差別か?笑

こういった今の日本で考えさせられる保守という考えがどんどん頭を腐らせ(国として落ち着いているだけに)リベラルが全ていいという訳ではないが刺激が無くなっていることに違和感を感じないとゆっくり腐っていく(もう30年ほど腐り続けている)
そういう問題提起をしてくれる、実に丁寧に作って戴いたよい映画でした。
映画だもん。風刺がないと。

詳細評価

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