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男の争い

男の争い

DU RIFIFI CHEZ LES HOMMES/RIFIFI

118

パッキー大尉

5.0

男の生き様

 男の争いという題名が合っているかどうかわからない。主人公のトニー(ジャン・セルヴェ)は初老のようにも見えるが、眼光は鋭く仲間を決して裏切らない。そのために5年間刑務所暮らしをすることになったのだ。セリフなしの金庫破りの場面は画面から眼を離すことができない。しかし、高価な宝飾品を盗むことに成功し、完璧にみえた犯罪もちょっとしたことから崩れてゆく。殺し、殺されながらもトニーは男のけじめをつけてゆく。フィルムノワールのはしりともいえるのだろうか。男の色気が香る作品である。監督のジュールス・ダッシンが金庫破りのイタリア人セザール役で出ている。なかなかの役者。また、敵役のグルマールの麻薬中毒の弟役は、誰かと思ったらロベール・オッセンでした。これまたセクシーなハンサム。皆さんたまにはこういう映画も良いですよ。

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