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星の子 (2020)

監督
大森立嗣
  • みたいムービー 252
  • みたログ 651

3.13 / 評価:556件

宗教タブーを描いているのは興味深いが…

  • ハイダウェイ さん
  • 2020年12月6日 9時45分
  • 閲覧数 440
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

この作品を観る理由・・・、
なんと言っても芦田愛菜主演ということに尽きるだろう。
愛菜ちゃんを映画で観たのは、6年前の「円卓こっこ」以来だと思う。(声優は別にしてね)
あの時はまだ「マルモ」の時くらいの子供だった。
あれから6年、すっかり大きくなった子役ではない女優としての芦田愛菜を観たいと思った。
ひいき目、色眼鏡もあるのかな?

素直にこの子はやっぱスゴイなと思った。
彼女のプライベートの読書家っぷり、勤勉っぷりはもう有名だ。
きっと今回も脚本を深く読み、自分なりの理解も深めた演技というのもあったと思えた。
階段の踊り場で泣くシーンや、母を探すシーンとか、繊細さを求められる。
予告にもあった先生に叱責されるシーンの表情は見事だった。
やっぱ昔と変わらず泣きが得意なのかな?

この作品は、主人公のちひろの心の内を探ることが重要だ。
周りの視点、一般論はすぐに共感できる。
けど、ちひろ自身は本当にどう思っているのか?
気づいてるのか、騙されてるのか、優しさなのか・・・
いろんな角度で彼女の心の内を読み解こうとしてしまう。
それでもよく分からない。

分からないまま・・・、あれにはちょっと驚いたし、エェェ~!とガッカリした。
普通でいようとする彼女と、その周りの反応のコントラストが面白かった。
親類の反応は、フツーにありそうだ。
酷いのはアイツだな。『アイツ、性格悪いね』だ。
逆にズケズケしてそうで、幼なじみの友人の存在が支えになった。
やるじゃん、新村!

そして、ちひろの最大の支えは姉のまーちゃんだろうに、まーちゃん・・・
このプロットはもうちょいドラマがあると思ったんだけどなぁ。
もう一つ興味深かったのは、新興宗教?をけっこうリアルに描いているということだ。
これってわりとタブーじゃない?
そりゃ、とある宗教団体が作った映画もあったり、知らずに観てギャフンとなったりってこともあったが、あまり観ない素材なので新鮮で興味深かった。

自分はまったくの無信仰なので、冷ややかに観てしまうけどね。
きっとこういう家族、光景って現実に多いんだと思う。
両親の永瀬正敏と原田知世の姿だけでもショッキングなのに、宗教側に高良健吾と黒木華を置くのがリアリティを増すよなぁ。
信じ切れないと子供は辛いよな。
大きなドラマはなく、穏やかにゆるやかにちょっと変わった家族を描いてるだけだ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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