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上映中

イン・ザ・ハイツ (2020)

IN THE HEIGHTS

監督
ジョン・M・チュウ
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  • みたログ 672

3.80 / 評価:522件

めくるめくラテンリズムに乗せて…

  • 一人旅 さん
  • 2021年8月1日 14時26分
  • 閲覧数 601
  • 役立ち度 27
    • 総合評価
    • ★★★★★

ジョン・M・チュウ監督作。

『クレイジー・リッチ!』(18)のジョン・M・チュウ監督最新作で、作品賞をはじめトニー賞で4冠に輝いた2005年初演の同名ミュージカルの映画化作品となっています。

NYマンハッタン北部に位置するワシントンハイツ地区で暮らすラテン系移民たちの日常を、全編を彩るミュージカルシークエンスと共に描いた“ミュージカル+青春群像ドラマ”で、食料品店で働くドミニカ出身の青年:ウスナビを中心に、プエルトリコやキューバ等中南米にルーツを持った若者たちの悲喜こもごもがNYワシントンハイツ地区のうだるような真夏の情景に乗せて語られていきます。

本作は、ミュージカル“仕立て”ではなく、正真正銘のミュージカル映画に仕上がっていることが魅力で、キャスト自らが歌って踊るミュージカルシークエンスを出し惜しみすることなく数多く盛り込んでいます。美容室、プール、住宅街…と場所を選ばず劇中を彩る20曲以上の多彩なミュージカルに乗せて、学業、仕事、経済苦、恋、移民への偏見そして故国への思い…とそれぞれに悩めるラテン系移民の若者たちの夢と現実の相克と生きる希望と歓びに満ちた新たな人生への歩み出しを、地区全体で発生する大停電をターニングポイントにして、それこそ“ラテン的”なノリでパワフルに描き切った群像青春ドラマに仕上がっていますし、一つの国ではなく“ラテン系”という大きな括りで独自のコミュニティを築き、肩を寄せ合って暮らす移民たちの団結と絆に胸が熱くなります。

群像劇なので少し散漫な印象も残りますが、夢への熱き思いを胸に大都会の片隅で懸命に生きる若者たちの人生の交錯と躍動に元気を貰えるエネルギッシュな青春群像ミュージカルの傑作で、若者たち全員の母親的存在である老女アブエラを演じたキューバ出身の女優:オルガ・メレディスの温かみのある演技もとても味わい深い作品であります。

詳細評価

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音楽

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