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思い付きの物語が・・

  • moritama さん
  • 2020年9月10日 13時31分
  • 閲覧数 475
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

誰にも認められない男女の逃避行・・
が描きたかったという、一点突破の映画。
ただそれにまつわる背景や設定がそれを成立させるために都合よく回る。
ドキュメンタリータッチで描くのであればリアリティが無いと薄っぺらい映画になってしまう。
そうした丁寧さがなく、脚本がへたくそと思わざるを得ない。
会ったばかりの女性が父親を刺してしまい、どうして逃げようと誘うのか、理由がわからないし、(そもそも逃げなければ物語にならないのだけど)
何の計画性もなく逃げているのになぜすぐ捕まらないのか。
警察が見たら馬鹿にしているのかと怒られます。
和歌山県が協力しているので、必然的に登場する梅農家に、突然怪しく現れて働かせてほしいといわれて、働かすわけないでしょう、とか。
父親に性的虐待を受けて、PTSDがあろう女性が簡単に性行為をしようと思うのか、とか。(これそういう女性の支援団体の人が見たら驚愕するのでは)
もう、気になってストーリーに集中出来ないくらい、雑な設定が満載。
ラストに至っても、伏線がないので物語に何も関係なく蛇足でしかない。
映画業界に風穴を開ける勢いで、豊原、小泉が立ち上げた映画製作会社、新世界合同会社の記念すべき第1回プロデュース作品、
であれば、企画段階で成立するか検討するなり、脚本段階で練り直すなど、できなかったのだろうか。
少なくとも豊原、小泉がこの脚本で満足してるとは思えないのだが・・
制作背景が鳴り物入りであり、メディアも意欲作をあおり、作品の質には物申すきっかけを無くしている感もある。
でも、見る方としてはいい映画を見たいだけであるのだから、そんな背景は関係ない。
レビューを見て、観にいくか行かないかを判断するのであれば、お金の無駄なので観にいかないことをお勧めする。
和歌山県が協力した全編和歌山ロケの美しい映像が見たいのであれば別ですが。

映像の美しさと意欲は買うので星2.5です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 絶望的
  • 切ない
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