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壮大なる回文映画

  • likebobdylanandcajun さん
  • 2020年10月29日 23時18分
  • 閲覧数 293
  • 役立ち度 27
    • 総合評価
    • ★★★★★

ノーラン先生からの数学の問題、もしくは回文問題を出題されたような映画でした。

わたしまけましたわ。
これをミシェルゴンドリー監督がチボマットさんのミュージックビデオで再現したときは本当に頭どうなってんの!?と驚愕したものですが、ノーラン監督は更に上を行ってました。

「わたしまけましたわ」じゃなくもっと複雑な「わたしたわたしまけまけましたわたしたわ」で、しかも「わたし」を言っているときに「したわ」と言っているし、「まけま」のときに「けまけ」と言っている。
…俳優さん、スタッフさんにどうやって説明したんだろうと思いました。

たぶん全て実写なんだと思いますが、凄すぎる映像のオンパレードでほんとこんな映像作ってくれてありがとうとずっと言いながら観てました。

途中からだんだんまさか?もしや?が出てきて、それがカチッとハマるのがもう爽快で、まるで数学の難問が解けたような爽快感でした。でも解けなかったら数学の問題が解けないようなイライラやモヤモヤが残るだろうなと思いました…。モヤモヤも少しあるのでもう一回見直したいです。

ただ、一つ不満が…。映画というものに「人間とは何なのか」を求めてしまうので、人々の行動の動機があまりに単純で「人間はそんなに単純なのだろうか」と疑問を持ちました。ミュージックビデオなら人間についてなど表さなくても成立するのですが、やはり映画にはその要素も必要なのではないかと…ちょっと思ってしまいました…。頭のいい監督からしたら一般ピープルなど単純に見えるのかもしれませんが…。
「わたし」から「したわ」の回収に大変だったのかなと思いました。

何にしろ本当に面白かったので、映画館で見て本当に良かったです。この監督の映画がリアルタイムで見られることが本当にありがたい。これからも作り続けて欲しいですし、次作も映画館で観たいです。

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