作品レビュー(97件)
- hiy********
3.0点
エジソンの物語というのを知らなければ、意味が分からないだろう。画面の変化が大きく、カット割りが細かく、目の前の美しさを堪能できればいいのかも。あまりにも有名な人物だが、物語に描かれるような生々しい戦いがあったというのは知らなかった。人物伝を読んでから観ることをお勧めする。
- ********
3.0点
エジソンを題材に使っているが、主に描かれているのは発明云々より人間的な競い合いのように思う いやまあリアルはそうかもしれんが…と嫌な気分になってしまう 発明部分にあまり焦点が当てられていないため、この程度のビジネスバトルならわざわざエジソンの名を使わなくても作れるだろう むしろエジソン縛りが無い方がより面白くできるテーマだと思う なんともエジソンの無駄遣いに思えて仕方がない といっても実際に起きたことが基になっており、史実紹介のようなエンドロールは面白かった エンタメ映画としてはいまいちだが、知的好奇心を満たす教材的に観るならとても良い いつの時代も人の醜さは変わらないんだなあと思った
- eri********
4.0点
ネタバレ先駆者達の苦悩
このレビューにはネタバレが含まれています。 - b_o********
3.0点
直流か交流かの戦いはなんとなく聞いたことあったけど、詳しくは知らなかった。まあまあ普通の映画だった。
- stillbe
3.0点
序盤、セリフやエピソードが、どう繋がってどういう意味があって、 それによって何を描こうとしているのか、 理解できませんでした。 中終盤は、争いなどお話の構図は伝わり、まずまず。
- tangodelta987
5.0点
電灯を使うためのインフラである配電事業で交流直流の方式で、しのぎを削るお話し 交流の危険を宣伝するために交流で生き物を殺すエジソンなんですが、人殺しに手を貸さないとして、お金を積まれても兵器開発を拒否しています 素晴らしい志だとおもいます 戦後日本発展のキーワードにもつながります 戦前から続く、絹を売り、空き缶材料で作ったブリキのおもちゃを売り、自転車のダイナモを売り、家電と車で成長してきたのが戦後日本です 軍備の努力を最低限に抑え その叡智を科学と技術と経済 ひいては生活向上にあてられたことこそが鍵です 日本が敗戦後 選ぶしかなかった 平和憲法なのかもしれませんが この道こそが奇跡の復興の重要要素です 国を栄えさせるのはこういう志だと思います 麻薬 覚せい剤 武器 性風俗産業が外貨獲得の主要産業のような国がいっぱいありますが 日本が歩んできた戦後の復興の実例を示し 世界の情勢や歴史を学べる教育を普及していくことこそが世界平和の為に有効な方法だと思えます 金儲けの為なら兵器を輸出しまくる国が世の中にいっぱいあります 武器輸出を禁止し 核兵器を持てる力があっても作らないわが国はエライ!!これこそ世界にもっと宣伝しましょう 2酸化炭素をまき散らかさないのも大事ですが 兵器を世界に売りまくらないようにすることこそ地球のために素晴らしいことです この映画でさりげなく語られるエジソンの信条は重く大事だと思います 目指すべきは「生きるための発明」なのだと思います 作中 唐突に場面転換して南北戦争のエピソードが挟まっていて、すこし混乱してしまいますが、ウェスティングハウスの人となりを伝えたいのかしらん
- oce********
3.0点
タイトルにエジソンとあるが、決して伝記映画などではない。 むしろ発明に対しては早いもの勝ちみたいな状態で、エジソンと実業家のウェスティングハウスは競い合う。 発明をしている段階で清廉潔白ではないというのは分かるが、どこまで行ってもエジソンは嫌な奴としか描かれていない。 そもそも発明をしているシーンもなく、ひたすらに相手を貶める事だけしか考えていない。 最近分かり始めたエジソンの性格が反映されているのだろうが、カンバーバッチじゃなかったら相当嫌われているだろう。 むしろウェイティングハウスの人柄を初めて知ったような感じ。 マイケル・シャノンを当てる配役は逆でもおかしくなかったが、これで正解だろう。
- waiwai
4.0点
ネタバレ雰囲気良し
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mon********
3.0点
イミテーションゲームで知ったカンバーバッチ。ちょっとクセのある役がぴったりですね。 これも似たようなキャラクター。けれど性格が悪くて共感できなかった。 画面の切り替えが唐突で、前後のストーリーがぶった切られるので、内容と登場人物が頭に入ってこない。 電気の供給エリアの覇権争いが焦点なので、エジソンの凄さがよくわからなかった。 見なくても良かったな。
- drm********
3.0点
頭脳と資本の戦い。 発明王と言われた偉大なるエジソンも人の子だということがわかる。 新しいものに命をかけ、時には激昂し、時には悲観にくれながら物事をやりとげてきた一人の男の生き様の一部が垣間見えた。 もっと感情を大きなうねりで演出出来たのではないかと思う部分があり、若干斬新な映像をみせようと頑張るが、空回りしている部分は見受けられたが、あくまで穏やかな語り口は変に押し付けがましくなく素直に観られた。 ここにもマーベルヒーローコンビが!
- kun********
3.0点
アメリカ版海賊と呼ばれた男。発明家としてよりも、起業家としての苦悩が描かれた作品。映画スティーブ・ジョブズもそうだが、発明家が周りの人間たちとどのように切磋し、いかに自分のポリシーを貫き通せるかを描いている。名言も多く、起業家や起業家に憧れる人に見てもらいたい作品。配役と人間関係が分かりにくいので、予習してから見るとそれぞれの対立関係が分かりやすい。
- koi********
3.0点
技術開発ものは好きなジャンルなので、大いに期待して見始めたが、個々に挟まれるエピソードは大変興味深かったんだけど、映画の本筋はスタートからエンディングまで、延々と直流か交流かの議論ばかり。電球の発明や蓄音機、ムービーの発明などもっともっと興味深いエピソードも長い尺で入れてほしかった。本作の最大の欠点は、主役の二人エジソンとウェスティングハウスがとても感情移入できない嫌な奴キャラで描かれていた事。脚本の単調さ、魅力的なキャラ設定の失敗。芸達者な役者を生かしきれてないキャスティング。いい余韻が残らなかった作品でしたね。キャストのせいではなく、作り手側の力量不足でしょう。マーティン・スコセッシが製作総指揮に絡んでいるんだから、もう少し何とかなったのでは?
- tks********
3.0点
つまらなくは無いのだが、何故か何かがとても惜しい映画という気がした。 天才エジソンも電力の普及に関しては、誤った判断をしており、それを認めることは意地やプライドが許さない。周りの人間も天才エジソンだからという先入観で彼をチヤホヤしている。それに対して天才ではないが人格者のウェスティングハウスがエジソンに対抗(というか純粋に電力を普及させようとしている)していくという構図と理解しました。 題材は面白いのに何か突き抜けたところが無い、不完全燃焼のようなモヤっとした仕上がりに感じました。
- ass********
3.0点
星三つは曖昧にしたかったからです。 正直、予備知識がないと解らない映画だと思いました。エジソンが可也アレな人物とは聞いた事があります。いろいろ調べないと判断出来ないです。(私) 映画としては説明不足と展開の仕方がおかしいです。 恐らくは完全版から可也のシーンがカットされたのではないかと想像します。
- タイムスリップ1.21ジゴワット
3.0点
常人顔じゃないせいか、天才科学者役が定番になって来てる。
- may********
4.0点
あらかしめレビューを読んでから見る派で、なるほど雰囲気騙しのパターンか、まあとりあえず見てみようってぐらいだったのに、良い意味で裏切られました。 無駄がなくて、でも無理もなく次々と話が進んであっという間でした。 似たような映画でプレステージを思い浮かべました。頭のいい男2人が対立し、頭脳を使って競争するというところ、全体的にレトロな色味、緊張感のある空気など。 どちらもあんまり登場人物を深掘りせず、物語の進行重視ですが、プレステージの方が話が練られてる分面白かった。こちらは実在した人物ベースなので仕方ないですが。 ウェスティングハウス役の役者さん凄く良かったですが、エジソンがなぜか私の中でしっくりこず。 日本の邦題の酷さは言うまでもないですけど、宣伝の仕方が陳腐すぎてどんなセンスしてるんだか…その陳腐な宣伝を期待しちゃう人も結構いるわけだから、そろそろ考えた方がいいと思う。
- fwm********
1.0点
脚本が悪すぎて見る価値ありません。 セリフと場面の繋がりが悪すぎて、出来事がリンクして物語の構造を作り上げているように出来ていません。 ベネディクト・カンバーバッチはどうやって出演作を選んでいるんだろう。 失望する作品。
- xcanvases
4.0点
推しの科学者テスラの電流戦争の物語が、あのキャストで映画化されていると知って鑑賞。 たしかに、少々ダイジェストっぽくはあるけれど、エジソンについてや電流戦争について知っていた自分は、面白く満足できる映画でした。 史実だけを見て想像を膨らませていた自分にとって、エジソンの奥さん、ウェスティングハウスの仲間の死、奥さんの存在など、プライベートなことと史実の出来事が繋がって描かれていて奥行きがありましたし、特許庁の審査のシーンとか見られて良かったです。また電流戦争渦の三人の関係も、史実を知る者として言うと、対比なども上手く用いて良く描かれていたと思います。 万博で、エジソンが「片方がフェンスを買ったらもう片方はフェンスを無料で使える」と言い、ウェスティングハウスが「フェンスの費用を折半するか、フェンスなど作らなければ良い」と言うシーンは二人の実業家発明家を表すのに非常に象徴的なシーンですが、最後に、テスラとウェスティングハウスが作ったナイアガラ発電所を、エジソンが作ったキネトグラフで撮っているというシーンは三人の発明家達が最終的にたどり着いた在り方を表していて非常に上手い終わり方だったと思います。 テスラ、ウェスティングハウス、エジソンの三人のその後を紹介してくれたのも然りです。 電流戦争の三人が、なんだかんだ言ってもそれぞれの形でそれぞれの場所でそれぞれに一丁前の仕事を極めて(その仕事が豊かな光の裏に罪深い影のある成功だという解釈なのもok)、三人ともが豊かな未来に貢献した偉大な人物であるという結論解釈がズレていなかったのが、この作品の一番の評価点です。 史実や解釈を適当に描くこともできる内容ですが、三人の対比を効果的に描き、ただ勝ち負けで終わるのではなく、史実解釈を取り違えないように考えてから形にしているのが、電流戦争ファンとしてはとても嬉しかったです。自分としても史実を楽しむだけでなく、こういう解釈もあるよねと思えました。 因みに、エジソンのネガキャンに対して、テスラが自身の身体に交流を通して安全性を訴えたパフォーマンスなどは、カットで、最後のコマどり?みたいなところで少し流していましたね。万博で初めてパフォーマンスしたんだっけ、記憶が曖昧です。 あとは無線送電についてもほのめかしていましたね。「電線いりますかね?」 あと、テスラを演じたニコラスホルトがイケメンだし全身像がテスラにそっくりだしちゃんとテスラっぽく変人だったので、ホルト君のファンになりました。 テスラの出番が少なかったけどホルト君が良かったので許します。 この映画でテスラを知った人は是非ググってみてくださいね、とても魅力的な人です、、、。
- bas********
4.0点
原題「The Current War」の通り電流戦争を巡る伝記映画であり電気映画。 まさに世界の支配権を握る電気の主導権争いを テンポよく描かれている。 最後のスイッチを入れた瞬間煌々と光る電球は 世界を照らす灯りであり決定的な一撃。 一方で数ある発明の中でも一線を越えた瞬間でもあり その閃光の軌跡が象徴的で非常に強烈。 気に入ったのは劇伴で クラシカルな弦楽調でありつつ 電子音の混じる落ち着いた劇伴は本作のトーンにバッチリ。 ベネディクトカンバーバッチもマイケルシャノンも素晴らしい演技。 ただエジソンの秘書役のトムホランドだけはミスキャストでは。 トムホランドは声がとても若いからこの戦争においては 非常に浮いた存在に見えてしまうのが難。
- arl********
3.0点
ウェスティングハウス、エジソン、テスラの史実をもとに再構成されたもの。エジソンは発明王といわれるが彼自身が本当に発明したものは少なく、改良発明をうまく商業化しただけの人だということを知っていれば特段面白くもない。エジソンを偉人として尊敬している人には少々ショッキングだったかな。本当の天才ニコラ・テスラが不遇だったのは可哀想だった。原題は「The Current War(電流戦争)」なんだが....まあいいか。