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ロミオとジュリエット (2019)

ROMEO AND JULIET: BEYOND WORDS

監督
マイケル・ナン
  • みたいムービー 18
  • みたログ 27

3.67 / 評価:21件

「映画」として演出、作品化されている

  • wxj***** さん
  • 2020年3月9日 18時58分
  • 閲覧数 501
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

てっきり、舞台で踊っているところを撮影した作品かと思っていたので、始まってまずセットにビックリ。
ていうか、これセット?実際にあるどこかの町で撮影したの?!と驚いた。

ステージを飛び出して、16世紀のヴェローナの街が再現されたロケーションと精巧なセットで撮影したそうです。
これがセットだなんて、街ごとそっくり作ったほどの広大で壮大なセットですよ!スケールのデカさに、まずド肝を抜かれた。

その後も、しっかり「映画」として作られていると分かって、随所で興奮した。
バレエにそんなに詳しくない事もあって、全てが斬新でワクワクと面白かった。

激しく敵対している、キャピュレット家とモンタギュー家。
いきなり、双方とも剣を手にしての、いざこざが勃発する。

ダンスだけじゃなく、殺陣まであるなんてすごい。

それに、アンサンブルというより、もはやエキストラというほどの大勢の人数。
全ての規模のデカさが圧巻で、圧倒的で大迫力で、臨場感もスゴイ。

衣装もカラフルでゴージャスで華やか、絢爛豪華な世界観がお見事。
特に女性陣のドレスや装飾品の美しさが、鮮やかに彩ります。

ジュリエットには、親が決めた婚約者がいるのだけど、抵抗を続ける。
そんな中、仮面舞踏会でロミオと運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。

もちろん、セリフは全く無いのですが、全て表情やダンスで感情を表現。
バレエの超絶的な技巧が素晴らしいのはもちろんだが、演技力まで素晴らしい。

本格的なバレエを楽しめるが、まるでパントマイムの芝居を見ているよう。

ジュリエットのフランチェスカ・ヘイワード、とっても可愛くて素敵だった。
純情で、恋に恋する儚げで可憐な乙女が、ピッタリでお見事だった。

対するロミオを演じたウィリアム・ブレイスウェルが、超カッコ良かった!
白のタイツって、王子さまっぽくてイイ!たまりません!(笑)

「男の白タイツには、女の夢とロマンが詰まってる」と思う。

それに、女性もだけど男性も体を鍛えているので、余分な贅肉が一切ない。
完全に無駄な物を削ぎ落している、均整の取れた美しい体も見どころ。

引き締まったお尻と足の筋肉美が、垂涎モノ♪
途中、ロミオのシャツの前がはだけて、裸体が少し拝めるのだけど、真っ白で綺麗さに釘付けだった。

恋に落ちた二人が踊るデュエットダンスも、すっごく素敵でウットリ。

キスシーンまで何度もあるから、これも映画ならでは、なのでは。
これまた、ロミオがキスがうまい!バレエも演技も、キスまでうまい!

ジャンプも高く、体全体がバネのような跳躍力に、高い身体能力。
筋肉って重いのに、なんでこんなに軽々と動けるのか不思議なくらい。

セットも本物そっくりで、よくこんな石畳や砂利の上で踊れるな、と感心した。

2人は秘かに結婚するのだが、またも争いが起き、逆上したロミオはティボルトを殺してしまう。

この時の激しい戦いなんて、もはやアクション!というほどの勢い。
おまけに、雨まで降ってくるのだから、壮絶で凄まじかった。
2人ともびしょ濡れで、泥だらけになって戦う姿にドキドキした。

そして、ティボルトの死を嘆く母が、これまた全身で悲しみを表現して超激しい!

ロミオは街から追放されることになり、ジュリエットは愛のない結婚を強いられる。
ロミオとの別れを悲しみ、ボロボロと涙を流すジュリエット。
迫真の演技の数々に、高い演技力と表現力を感じさせて驚くほどだった。

場面転換も、映像がガラッと切り替わるので、「映画」として作品化されている。
場面ごとに変わる衣装など、演出も映画ならではでした。

運命に翻弄された二人は、愛を貫こうとしてすれ違い、悲劇を起こしてしまう。
この悲恋が切なくて、ロミジュリらしくていい。

ラスト・ショットも、おお~!これで終わるか!と興奮した。
最後まで、バレエだけどちゃんと「映画」だった。

確かに、見た事も無い画期的なロミジュリで、終始楽しめました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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