あらすじ・解説
地元のグラスゴーを出てカントリー歌手になりたいと願うローズ=リン・ハーラン(ジェシー・バックリー)だったが、刑務所を出たばかりのシングルマザーにとってそれはかなわぬ夢だった。資産家スザンナ(ソフィー・オコネドー)の家で家政婦として働き始めたローズの歌を聞いたスザンナは、その才能に感嘆し彼女を応援しようと決める。やがてローズにチャンスが訪れる。
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作品レビュー(34件)
- ft0********
5.0点
カントリーの素晴らしさをふんだんに味わえる。そしてジェシーバックリーの歌の上手い事!この人女優さんなの?凄いわ。 直ぐにカッとなり、短絡的な思考、投げやりな生活。そんなローズが少しづつ成長していく姿も観ていて心地よい。何度も観たい映画の一つ。 大切な物がわかった時、地に足がついた時の彼女の晴れやかな顔が良い。若い時は色々失敗もあるけど、それがわかった時、人は強く、幸せになれるんだって思わせてくれる。 女性である事。夢を追う事。母親である事。同時に行う事はとても困難。 ローズの母親の「自分が夢を追うより、子供に託した方が楽だった」という言葉が印象的だった。この言葉の深さは男性にはわからないだろうなぁ。
- bat********
3.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - arl********
3.0点
Three Chords and the Truth。彼女の腕にあったタトゥーだ。米音楽界では知らぬ人がいないというカントリー系の偉大なソングライター、ハーラン・ハワードが1950年代、優れたカントリー音楽とは何か? という問いに対する答えとして提示した至言なのだった。
- fg9********
4.0点
…自粛生活中にWOWOWで映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。 『地元のグラスゴーを出てカントリー歌手になりたいと願うローズ=リン・ハーラン(ジェシー・バックリー)だったが、刑務所を出たばかりのシングルマザーにとってそれはかなわぬ夢だった。 資産家スザンナ(ソフィー・オコネドー)の家で家政婦として働き始めたローズの歌を聞いたスザンナは、その才能に感嘆し彼女を応援しようと決める。 やがてローズにチャンスが訪れる。』 タイトルからして、女アサシンの話かと思ったら、よくあるミュージシャン・サクセスストーリーだった。 しかも、イギリスなのにカントリー歌手なの?と怪訝だったが、初っ端からローズのゲスいワイルドぶりにゲンナリする。 麻薬密売だったかの罪で刑に服していたが、刑務所を出ると同時に、母親に預けている我が子に会いに行くのかと思ったら、男の許に走って快楽を貪る体たらくなので呆れてしまう。 続いて、パブで酔っ払って喧嘩はするし、資産家の家に家政婦として雇われたら、高級なウィスキーを盗み飲みする意地汚さだ。 カントリー歌手を夢見る以前に、先ずは、母親として人間として失格の烙印を押さざるを得ない。 そんな出だしなのであまり気乗りせずに観続けたら、場面の展開ごとに使われる彼女の楽曲の内容がストーリーとリンクしていて、歌もそれなりに聴かせるので、彼女のサクセス部分に集中して観続けることになる。 で、家政婦として働いていた家の女主人に歌唱を認められて、愈々カントリー歌手としての道が開き始めるのだった。 それと並行して、ローズと彼女の母親の歪な関係が修復する様を浮かび上がらせ、ローズの子供たちとの再生の物語へと展開していくのだ。 母親がローズに厳しく当たりながらも、裡に秘めた深い愛情が心地イイ。 で、紆余曲折がありながらも、ローズはカントリーの聖地・ナッシュビルに渡り、遂にカントリー歌手として名を馳せる……と思いきや、ローズの歌手人生は故郷グラスゴーと家族と共にあるのだった……といった英国らしい渋い幕引きだった。 ラストのジェシー・バックリーの歌声は、序盤のゲスさを帳消しにするほどに聞き惚れてしまい、十分に見応えありの3.6点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:4016件、2021年度121作品目)
- praha
4.0点
その余韻で、いい時間を過ごせたなぁとスッキリする映画
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