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上映中

アンティークの祝祭 (2019)

LA DERNIERE FOLIE DE CLAIRE DARLING/CLAIRE DARLING

監督
ジュリー・ベルトゥチェリ
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3.33 / 評価:9件

フランスにも“からくり人形”があるんだ!

  • bakeneko さん
  • 2020年7月9日 7時42分
  • 閲覧数 211
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

リンダ・ラトレッジの「La derniere folie de Claire Darling(クレア・ダーリンの午後の錯乱)」を、ドキュメンタリー出身の女流監督:ジュリー・ベルトゥチェリが脚色&映像化したもので、劇中のアンティークは監督の家に伝わる本物であり、出演者のカトリーヌ・ドヌーヴと娘役のキアラ・マストロヤンニも本物の母娘という、本格志向も見所となっています。

ある夏の日に「今日が自分の最期の日」との神の声を聴いたクレール(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、館にある家財道具の一切をガレージセールに出すことにする。友人のマルティーヌ(ロル・カラミー)から母の異常を急報された疎遠だった娘:マリー(キアラ・マストロヤンニ)は、20年ぶりに故郷に帰ってくるが…というお話で、折しも夏の祝祭日で移動サーカスや遊園地が催されているフランス片田舎の夏祭りの情景も美しい自然の中に活写されています。

クレールが少しボケ気味で、過去の記憶と現実が混濁し始めているところが物語の肝となっていて、思い出の家具が様々な過去のエピソードを想起させてクレールの人生を再現してゆく語り口となっています。

カトリーヌ・ドヌーヴは流石の貫禄で時々意識が過去に跳ぶヒロインを好演していて、
現在の情景が過去へと繋がって行く意識の流れを映像化した作劇は、「ペコロスの母に会いに行く」も連想させます。
様々なアンティークドールの精巧さも見所となっていて、首振り象の置時計やカラクリ手品人形…は、値段が手ごろならば購入したくなりますよ!

ねたばれ?
ああっ神父の絵が!(神父を呼んだのはてっきり絵を返すためだと思った人は手を挙げて!)

詳細評価

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