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無頼
2020年12月12日公開

無頼

R15+1462020年12月12日公開

ひーろーかむおん

1.0

観るだけ草臥れ損

加齢のためか、近頃、書くのが滅法界億劫になってきたので、一口寸評にする。  あらすじはWOWOWの解説の次のとおりと書くような内容はないが、取り敢えずは書いておこう。  『母親の顔も知らず、かい性なしの父親のもと、極貧家庭に生まれ育った井藤正治。  兄の孝とともに、子どものころからなんとか生きるため極道まっしぐらの道を突き進み、1971年、網走刑務所を出所した後、川野組組長と兄弟分の杯を交わした正治は、自らもヤクザの組長として一家を構えながら、昭和の裏社会を歩むことに。  ある日、スナックのホステス佳奈の姿を見て彼女に一目惚れした正治は、早速彼女を口説きにかかるのだが……。』  井筒和幸監督の8年ぶりの新作らしいので観てみる。  先ずは、主役に全く華を感じられないので、解説を見てみたらEXILEの松本利夫とかいう御仁らしい。  貫録は皆無だし、面構えも凡庸過ぎて、どこから見てもヤクザの親分には見えんかった。  寧ろ、舎弟の方がそれらしい風格をたたえているように思われたな。  観続けていればいつかは馴染むかもと思われたが、最後まで違和感しか覚えず残念至極だった。  泉谷しげるの「春夏秋冬」がテーマ曲に使われていたのは嬉しい限りだったが、オリジナルバージョンの荒々しさは影を潜めて、妙に老成めいた歌声は懐かしを蘇らすまでには至らなかったな。  内容的にも時代時代のトピックスがダイジェスト的に流れるだけで、ジジイのオイラには多少懐かしかったものの、だからって、ヤクザがなによ?といった作品だった。  数年前にWOWOWで「仁義なき戦い」シリーズが一挙放送された時は、貪るように観続けたものだが、本作は観るだけ草臥れ損の1.2点といったところかな(0.2点は柳ゆり菜の姉御肌に加点)。  (メモ パスワードを忘れてトラブってしまったので、新たに開設した。  旧(fg9)レビュー数:4100件、新レビュー数222件目)

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