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ポップスター
2020年6月5日公開

ポップスター

VOX LUX

1152020年6月5日公開

bakeneko

5.0

ネタバレナタリー・ポートマンの蛸踊り♡

ナタリー・ポートマンのプロデュース&主演のワンマン映画で、銃乱射事件の惨事を生き残ったことでスターとなったヒロインの18年後の再起を掛けたステージを、吹き替え無しの歌と踊りで見せてゆきます。 学校内の銃乱射事件を生き延びたセレステ(ラフィー・キャシディ)は姉のエレノア(ステイシー・マーティン)と作った追悼曲の大ヒットで一躍スターへと登り詰める。それから18年後、アルコールや男出入りのスキャンダルで活動を休止していたセレステ(ナタリー・ポートマン)は、娘のアルビー(ラフィー・キャシディ2役)への手前もあって再起をかけてツアーに臨むが、彼女の扮装をしたテロリストグループが銃乱射事件を起こし…というお話で、スター歌手の誕生→スキャンダル→再起をかけてのステージという展開は最近の「ボヘミアン・ラプソディ」や「ロケットマン」など、歌手映画の王道パターンですが、本作はスターとして認められてから、人気上昇活躍期を省いて一足飛びに零落の日々まで移行するのが特徴で、病み上がりの少女がいきなり美空ひばり風おばさんになるのには違和感を覚えます。 そして、静謐な少女期のラフィー・キャシディからバトンタッチして、30代の落ちぶれたヒロインを演じるナタリー・ポートマンは(娘との関係などの葛藤がそうさせたのでしょうが)我儘を言い捲くって、“あの清楚な少女が…荒んだねえ…”と観客を唖然とさせるほどの熱演?を披露して、「ブラックスワン」での怪鳥への変身シーンを連想させます。 また、シンガー・ソングライターのシーアが主題歌・劇中歌などを担当しているので、なかなか聴かせる曲が多いのですが、ナタリーの歌唱力は?レベルであります。 特筆すべきはダンスで、夫のラフィー・キャシディが振り付けた“クネクネ踊り”は、ナタリーの幼児体形(身長160㎝ B73.W58.H75)と相まって、ブロードウエイダンサーの踊りと別次元の動きを披露しています。 何だか3話構成のドラマを中抜きで鑑賞しているような物足りなさを感じさせる作品で、ナタリーの熱演がだんだん単に駄々をこねているように観えてきますが、ラストのステージ歌唱&ダンスの熱演は頑張っていますよ♡ ねたばれ? 1、で、娘の妊娠はどうするの? 2、ポスターに採り上げられているクライマックスのナタリーのメイク&扮装を観て、「花嫁吸血魔」の池内淳子を連想しました(わあっ ごめんなさい)

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