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ポップスター
2020年6月5日公開

ポップスター

VOX LUX

1152020年6月5日公開

ron********

3.0

良いのか悪いのかわからない不思議な映画

ナタリー・ポートマンが主演・製作総指揮を兼任した音楽ドラマ。 銃乱射事件の生存者として、追悼式で歌を歌ったことをきっかけに新進ポップスターへと上り詰めたセレステだったが、度重なるスキャンダルで失墜。 再起をかけたツアーの初日、ある事件が起こる。 共演は「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」のジュード・ロウ、「グッバイ・ゴダール!」のステイシー・マーティン、「トゥモローランド」のラフィー・キャシディ。 ナレーションはウィレム・デフォー。 監督・脚本は「シークレット・オブ・モンスター」のブラディ・コーベット。 曲はSia。 原題「VOX LUX」 アメリカ映画 配給はギャガ 2018年作品 上映時間110分 うーん。。。 これはどうなんでしょうか。 面白くない。といえば面白くないんですが、まあまあ衝撃を受けたんですよね。 ストーリーはありがちで、展開の仕方もナレーションで説明してカットしてくるのは映画としてどうなん?って感じなんですが、なぜか心に残るシーンが結構あったりすんですよね。 ただ、全体的には色々詰め込みすぎ。 過去の音楽映画のアイディアを部分的にとって、くっつけた感じはする。 非常に全体的にまとまりのない映画になっている。 でも、そのまとまりのなさが、ところどころ強烈な印象を与えているんですよね。 なんか不思議な映画でした。 誰にも感情移入出来ないし。 それと、映画として観たいところがカットされていて、どうでもいいやん。って思うところが長々と描写されてストレスが溜まる。 ここはいいからこの先が観たい!ってしょっちゅう思うんですよね。 でも、不思議と退屈はしないんですよね。 ほんと不思議な映画です。 ナタリー・ポートマン好きにはいいかもしれないが、映画としてはしんどい。 冒頭10分がこの映画のピークだった。 オープニングはかなり衝撃でした。 でも、そこからゆっくりとテンション的に下って行きます。 ナタリー・ポートマン、始まってから出てくるのは1時間後。 主演作といいながらあんまり出てこないです。 スタッフロールがオープニングロールになっていて、エンドロールのように文字が下がって行く。 まるで映画が終わったかのよう。 しかも、一切の音がなしで。 スピーカーが壊れたんかと思った。 なぜこうしたのかの意図は良くわからない。 見せ方はまるで実話と勘違いするような迫力はあります。 まるでドキュメンタリー。 でも、そう考えると、ドキュメントなのかドラマなのかどっちつかずな感じもする。 ナタリー・ポートマンの演技はとても迫力があるんですが、どうもかなり力んでいる感じはする。 こういう人気者にありがちな演技ではあるかなぁ。 これも、また、いいのか悪いのかわからなくなる。 やはりなんとも不思議な映画です。 この世界観がダメだという人が多いようですが、これはこれでこの映画の世界観を表現していてブレてはいない。 タイトルの原題「Vox Lux」とはラテン語で「光の声」という意味らしいですが、それをのままタイトルにしたらイメージが違う。 かといって、邦題の「ポップスター」というのもどうかとは思うけど、まあ悪くはないんかな。 でも、「ポップスター」と聞くと、どうしても平井堅の歌が頭を駆け巡るんですよね。 ナレーションのウィレム・デフォーは無駄遣いな気がしてならない。 興行的には、現段階では上映館数24館と少なめ。 主にトーホーシネマズ・ユナイテッド・シネマでの上映。 4月3日に公開予定でしたが、コロナで延期になりようやく6月5日より公開されました。 まだ少ない新作群の1作ですが、2018年制作の映画なので、お蔵入り寸前だったんですかね? 北米では2018年12月7日、全米6館で限定公開され、公開初週末に15万5714ドル(1館当たり2万5952ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場30位となっています。 米評論家からはまあ普通の評価で、高くもなければ低くもない。 「巧妙な作りではあるが欠点もある」や「欠点があるとはいえ、同作は極めて野心的かつ大胆な作品であり、黙殺することはできない」というような評価をされている。 上映館数が少ないので日本でも大した興行は期待できない。 新作が少ない今でも、上位に入ってくることはないと予想。 やはり初登場圏外スタートでした。 この内容ではベストテンには入らないですね。 最終興行収入は600万円と予想。 コロナがなかったら、もう200万くらいは上乗せでしょうか。 星3つ(5点満点) ★★★

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