2020年3月20日公開

ナイチンゲール

THE NIGHTINGALE

R15+1362020年3月20日公開
ナイチンゲール
3.6

/ 164

16%
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32%
10%
2%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

19世紀のオーストラリア。アイルランド人の若い女囚クレア(アシュリン・フランチオージ)は、英国軍の将校たちから暴行を受けた上に、夫と子供を殺されてしまう。復讐(ふくしゅう)を決意した彼女は、逃亡した将校らを追うために、植民政策により虐げられている先住民アボリジニの青年ビリー(ベイカリ・ガナンバー)に道案内を依頼する。理不尽に全てを奪われた二人はタスマニアの過酷な森をさまよい、加害者たちを追い詰める。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(30件)

悲しい16.0%恐怖13.8%絶望的13.8%勇敢12.8%切ない12.8%

  • 日帰り温泉

    2.0

    普通じゃないB級映画

    この映画、ストーリー展開の雑さ加減はB級映画そのものなんだけど、B級映画にありがちなチープさ、監督の未熟さ、役者の下手さなんかは全くと言っていいほど感じさせない。 その理由は何だろう?としばらく考えても答えはなかなか出てこない。強いて言えば欧米白人が内包する人種差別思想をキチンと記述しようとした監督の姿勢による、と言えるのかもしれない。 かつてアボリジニの楽園であったオーストラリア大陸を、イギリス人は植民流刑地とした。 そこに送り込まれた囚人とその子孫達は、アボリジニを相手にまるで動物のようにハンティングして楽しんでいた。 アボリジニの楽園は地獄へと変貌し、白人流刑者にとっては嗜虐の楽園へと化した。 それは歴史的事実として知ってはいたが、実際に映像で見せられれば人種差別の酷(むご)さを肌身に感じる。 映画のラスト、クレアはそれまで普通名詞の「ボーイ」であったアボリジニの男を、固有名詞の「ビリー」として受け止められるまでに魂の成長を果たした。 しかしビリーの側からすれば自分が置かれた社会的立場になんらの変化が起きたわけではなく、白人と共感できる可能性を得たわけでもない。 今現在に至っても人種差別は人間の心を蝕み続けている。

  • ひーろーかむおん

    4.0

    ネタバレ数々の暴力シーンは強烈

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • chi********

    4.0

    二時間超の長さを全く感じさせない作品

    かなり重い作品だが、悪い白人が糞すぎて、罪に罪を重ねまくるからかなりの胸糞なんだが、そのおかげで全く飽きない作品だった。 またナイチンゲール(小鳥)のように歌う主人公の悲しみにみちた歌声はどんな言葉よりも涙をさそった。 この作品は黒人白人のよくある単純な人種ではなく、全ての人種の人間性を説いていると思う 人は平等に命があり、人の上には平等に太陽が昇る。 復讐劇と思って見始めたが、なんだか見終わったあとの余韻が凄かった。何か大切なモノに気付かされるような映画。 性犯罪、惨殺とかなり精神的にくるグロい描写が多いが、大人の方にぜひオススメしたい。

  • スナフキンM

    3.0

    単なる復讐劇ではなくなった。

    冒頭、ヒロインのクレアの立ち位置が不明であったが、舞台はイギリスの植民地のオーストラリア、それもまだ未開のタスマニア島で、クレアは何らかの犯罪を犯し、流刑の身、そこで夫と子供を授かり、イギリス兵士に雇われている。 なのでイギリスの将校は絶対的に優位な位置にいる。それにしてもこの仇役となる将校たちの無法っぷりと性欲にまかせた、相手を人とも思わない屑っぷりはひどい。これで見るものは、コイツラ最後にはみんなやっつけてスカっとさせてくれるんでしょの流れになる。普通の映画ではタブーの赤子や少年の惨殺もあり、意外と描写はエグイので、苦手な人はやめたほうがいいかもしれない。 これで、これでもかって残虐な復讐劇のほうが娯楽的には十分だったのだけど、この映画はかなりシリアスで、もう1つの理不尽な物語を融合させていく。そうアボリジニーという入植者が原住民へ対する残虐な仕打ちの歴史である。 ヒロインのクレアは復讐のために将校を追いたいが、未開の島では案内が必要、それで原住民のビリーを無理やり雇う。クレアは最初はビリーを「ボーイ」と呼び、高圧的な態度をとるが、ジャングルや山の中を追い、様々な事件からお互いが抱えている悲しい業のようなものを理解し合うようになっていく。クレアはいつしか「ボーイ」ではなく、名前の「ビリー」と呼ぶようになる。この関係は男女の恋愛とかではなく、信頼というもの。 そしてクライマックス、今や、将校連中はクレアの仇だけではなくビリーにとっても許せない相手となっていた。 かなり社会派の内容となっているのは想定外であったが、かつてよくあった、欧州勢力により原住民への虐げもテーマにしており見ごたえある。しかし、あまり楽しい作品でもスカッとする話でもない。なんだかひたすら悲しい話でした。

  • arl********

    3.0

    ネタバレ無法地帯

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

ヴェネチア国際映画祭第75回

マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)審査員特別賞

基本情報


タイトル
ナイチンゲール

原題
THE NIGHTINGALE

上映時間

製作国
オーストラリア/カナダ/アメリカ

製作年度

公開日