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ナイチンゲール
2020年3月20日公開

ナイチンゲール

THE NIGHTINGALE

R15+1362020年3月20日公開

ひーろーかむおん

4.0

ネタバレ数々の暴力シーンは強烈

…自粛生活中にWOWOWで映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。  あらすじは、WOWOWの解説の次のとおり。  『1825年、タスマニア地方。  この地に流刑されたアイルランド人女性クレアは一帯を支配する英軍将校ホーキンスに仕えるが、彼女の夫エイデンと幼い娘を自由の身にしたいと望む。  だが気分を害したホーキンスは彼女を暴行する。  やがて査察官から指揮官の資格がないと告げられたホーキンスは部下たちを連れ、軍の幹部に会おうと旅に出るが、出発直前、またクレアを暴行し、彼女の娘とエイデンを殺す。  クレアはホーキンスたちを追う。』  著名な看護婦の伝記物語かと思ったら、それとは正反対の娘と夫を殺された母親の復讐譚だった。  娘と夫を殺されるシーンもさることながら、レイプシーンは耐え難いまでに悍ましく、人非人のホーキンスを早くぶっ殺してくれと祈りたくなったほどだ。  で、旅に出たホーキンスをクレアは追うのだが、現地の地理事情に詳しくないので、先住民の男を道案内として雇う。  クレアは島流しに遭った身の上であっても白人なので、先住民の男に対して差別感ありありだ。  それが、苦難の旅を共に過ごすうちに、いつしか彼をビリーという名前で呼ぶようになり、バディの関係になるところが一つの見どころだろう。  で、漸くクレアたちはホーキンスの居所を掴んで復讐が完結するのかと思ったら、彼女のとった行動は意外だった。  いや、驕りの高いホーキンスにとって、殺される以上の辱しめであったに違いない。  ホーキンスも含む軍人たちが大勢集まった酒場で、クレアは壇上に毅然と立って人非人の犯した罪を洗い浚いぶちまけ、ナイチンゲールの如く歌を奏でるのだった。  でも、ビリーは人非人を言葉だけの断罪で許す訳にはいかず……といった内容だ。  女性監督ジェニファー・ケントは「女性の視点から見る暴力の影響についての物語」を描きたかったと語っているらしいが、それらは存分に発揮されており、非常に見応えありの3.8点といったところかな。  (メモ パスワードを忘れてトラブってしまったので、新たに開設した。  旧(fg9)レビュー数:4100件、新レビュー数62件目)

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